
歩道と道路の間や対向車線との間に植物がよく植えられていると思うんですが、その理由を御存知でしょうか。街路樹ってやつですね。
え?バイク豆知識じゃない?まあ細かいことは木にしない・・・ナンチャッテ・・・はい。
みなさん景観やCO2対策だけだと思って気にも留めてないと思いますが、街路樹にはもっと様々な理由や狙いがあり全部で20個ほどあります。
そこで今回はその20の理由を環境省の資料を元に挙げてみます。
景観のメリット
1.景観の形成(この理由が一番わかり易いですね)
2.並木道などの装飾機能(大学の正門前なんかがよくやってますね)
3.ランドマーク(奇跡の一本松とか、このーきなんのき♪の日立の樹とか・・・あれはハワイか)
4.目隠し効果(喧しい建物や看板を遮って運転手の目線を道路に集中させる)

環境保全のメリット
5.騒音低減(硬い構造物だらけで止まない反射音を街路樹が吸音してくれます)
6.大気浄化(植物といえば光合成ですね)
7.ヒートアイランド緩和(蒸散して周囲の気温上昇や乾燥を抑えてくれる全自動大自然エアコン)

緑陰形成のメリット
8.直射日光の遮断(西日とかいやらしいですよね)
9.日陰効果で暑さを防ぐ(熱中症には気をつけましょう)
10.降雪予防(ある程度までなら樹が受け止めてくれますが頭上注意)
11.強風の緩和(折れるまで身を挺して防ぐ健気さ)
12.砂塵予防(これもそうで風向きを変えるためだったり)
13.雨を防ぐ(これまたそう)

交通のメリット
14.対向車ライトなどの眩しさを遮る(高速なんかに多いですね)
15.前照灯の影響を防ぐ(屋内まで照らされちゃたまったもんじゃないですよね)
16.ガードレール効果(ただのガードレールと違って自然治癒能力持ち)

自然環境と防災のメリット
17.土壌の侵食を防ぐ(樹が根を張り雨を自身に集めてくれるおかげ)
18.飛砂を防ぐ(これも根を張ってくれてるおかげ)
19.吹雪を防ぐ(ほんと身体張ってますよね)
20.火事の延焼を防ぐ(イチョウなどは燃えにくいんですね)

以上が道路に植物を植える理由です。知らなかった効果も多いのではないでしょうか。
ちなみに一番植えられている樹種は

火に強いイチョウ(写真左)、景観として秀でているサクラ(中)、タフさピカイチなケヤキ(右)
となってます。
自分の地方の街路樹を見てコレは何を狙って植えているのか考えてみると面白いかもしれませんね。
調べ学習の参考になりました。
とても良い内容でした。木に目隠し効果、ガードレール効果、火事の延焼を防ぐイチョウなどなどたくさん詳しく書いてありとても分かりやすかったです。木ついて調べたくなった方や調べ学習をしている小学生のみなさんでもわかりやすい内容だったのでそうゆうみなさんにも使ってみて欲しいです☺️
ありがとうございます
調べ学習の参考になりました。
とても良い内容でした。木に目隠し効果、ガードレール効果、火事の延焼を防ぐイチョウなどなどたくさん詳しく書いてありとても分かりやすかったです。木ついて調べたくなった方や調べ学習をしている小学生のみなさんでもわかりやすい内容だったのでそうゆうみなさんにも使ってみていただきたいです☺️私があげたり打ったりしてはいないんですけど本当ワケがわからならいサイトよりいいので使っていただけたらなと思っております。使っていただけたら作者も嬉しいでしょうし、私も嬉しいので少し見てみるだけでもいいので使っていただけたら嬉しいです♪
私は、決して😈怪しいものではありませんのでどうかよろしくお願いします🐣
ちょうどいい
勉強になりました。
街路樹の2番人気のサクラ。大抵ソメイヨシノでしょうけど。春には満開の花が壮観ですが、あっという間に一斉に花が散ってしまいます。
で、結構な量の花びらが道路付近に舞い散るんですが、不思議と目立った苦情などは聞きませんね(あるのかも知れませんが)。
まあ、日本人はサクラ大好き民族ですから、ある程度は大目に見ているのかも。
でも、大目に見ることができないのが倒木問題。ソメイヨシノの寿命はおおよそ60年〜80年と言われているそうで、高度経済成長時に植樹されたサクラの木が寿命を迎え朽ちて、ある日突然バッタリと倒れたり枝が折れて落下する事例が。
倒れたり折れたりした木が運悪く車やバイクに当たったり、時には人に直撃し死亡する事故が発生してます。
街路樹には様々なメリットがありますが、維持管理には苦労しているようですね。