よくカワサキのバイクは新幹線や飛行機や船舶といった部門の売上に頼り、バイクはそのお情けで作っていると言われる事があります。
結論からいうとこれは「嘘」です。
確かに新幹線も飛行機も船舶も作れる会社は数える程度しか無く、その中に川崎重工が食い込んでいる事は事実です。
しかしだからと言ってバイク部門「川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニー」がおまけ程度の売上かと言われればそうではありません。
バイク部門は新幹線を作る車両製造事業、飛行機や宇宙用機器を作る航空宇宙事業よりも高い売上割合を占めています。
決して重工業の片手間遊び半分でバイクを手がけてるワケではないです。
恐らく90年前後のバイクシェア低迷や、嗜好品ゆえに景気の影響での赤字ニュースなどが大きく報道されたりしたことがデマを生んだんでしょうね。
あと他メーカーと違いコミューターに力を入れていなかった事もかな。