CBF1000F/A/GT(SC64)-since 2010-

CBF1000F/SC64

「Real-world thrills」

CBF1000の後継にあたるCBF1000F/SC64型。

CBR1000RR/SC57型をそのままハーフカウルにしたようなデザインになりました。

構造的なものは基本的に先代からキャリーオーバーしているものの、エンジンを少し高回転寄りにし107馬力となり、車重もフレームを始めとした各部の見直しとマフラーの一本化で5kg減。

CBF1000F

要するにスポーツ性が少しアップしたわけですが、とはいうもののCBF1000はあくまでもオールラウンダーRRなので最大の狙いと改良点は

・燃費の改善

・タンク容量1Lアップ(20L化)

・前後連動C-ABS(Aのみ)

・ジェネレーターの改良

など更に使い勝手を向上させた事。

CBF1000F GT

もちろん例に漏れずフルパニアのGTモデルも登場。

ただ排ガス規制EURO4に対応していなかった事から2017年モデルをもって生産終了となりました。

最後に・・・とある欧州ジャーナリストのCBF1000Fに対する評価を書いて〆とします。

CBF1000Fカタログ写真

「CBF1000FはFirebladeの様に身を焦がすほどの炎は纏っていない。そのかわり貴方のバイク人生の95%を明るく照らしてくれる炎を纏っている。」

向こうの人は上手いこと言うもんですね。

主要諸元
全長/幅/高 2156/781/1138mm
シート高 795mm(±15mm)
車軸距離 1480mm
車体重量 242kg(装)
燃料消費率 不明
燃料容量 20L
エンジン 水冷4サイクルDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量 998cc
最高出力 107ps/8000rpm
最高トルク 9.8kg-m/6500rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/70ZR17(58W)
後160/60ZR17(69W)
バッテリー YTZ10S
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
CR8EH-9
または
U24FER9
推奨オイル Honda純正ウルトラG1
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量3.6L
交換時2.7L
フィルター交換時3.0L
スプロケ 前16|後43
チェーン サイズ530|リンク116
車体価格

1,360,000円(税込)
※日本未発売
※価格はパッセージより

系譜図
ホーネット900/SC482001年
CB900 HORNET
(SC48)
CBF1000/SC582006年
CBF1000
(SC58)
/SC602008年
CB1000R
(SC60)
CBF1000F2010年
CBF1000F
(SC64)
/SC80 2018年
CB1000R
(SC80)

「CBF1000F/A/GT(SC64)-since 2010-」への1件のフィードバック

  1. 日本でも展開されていればGSX-S1000GT・Ninja1000SXと並ぶスポーツツアラーになったと思うんだけどなぁ。
    NT1100はスポーティーさが弱いのでこっち路線もありだっただろうに。

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