MT-09の系譜

XSR900
(B09)
-since 2016-

XSR900

開発コンセプト「The Performance Retroster」

MT-09のヘリテイジ版となるXSR900。俗に言うネオレトロというジャンルですね。

XSR900は1,042,200円とMT-09TRACER(1,047,600円)とほぼ変わらない値段します。

なんでこんなに高いのかと言いますと、ヤマハのコダワリと言いますか悪いクセと言いますか、外装に非常にお金をかけてるんですね。

XSR900細部

アルミパーツをアチコチに散りばめただけではなくヘアライン加工までされてます。

中でもコダワリ感が凄いのがタンク(タンクサイドカバー)で、コレは全てが職人による手磨き品。

XSR900とXS-1

ちなみに奥にちらりと見えているのはヤマハ初の4stバイクであり、XSR900の元ネタ要素となっている1970年発売のXS-1。

そしてもう一つはXSR900のトレードマークになっていフレームのブランケットステー部分。

サイドカバーステー

ここは元々サイドカバーをつける部分で中にはヒューズボックスも入っているんですが、ネオレトロにおいてそんなものを見せては絶対にいけないとして蓋をしているわけですが、ヘアライン&ブラックアルマイト加工までする始末。

XSR900壁紙

他にもシートなどのコダワリもありますが、もう十分XSR900が何故いい値段がするのか分かってもらえたと思います。

 

少し話を脱線・・・

ヤマハが何でこんなバイクを出したのかと言うと、実はいま欧州でこのカテゴリが爆発的な人気となってます。

XSR900UK

理由は諸説あります。

保険料などの維持費(スペックに比例して高くなる)によるハイパワー車離れ、ライダーの高齢化で回帰的な人が増えた、カスタムビルダー達が火をつけた・・・等など

 

あのBMWやDUCATIがクラシカルな正に先祖返りの様なバイク(RnineT・スクランブラー)を出してきた事からも人気っぷりが分かると思います。しかもバカ売れです。

スクランブラーとR9T

スクランブラーっていうのは1960年代以前のまだオフロードバイクが明確に確立していない時代に未舗装路走行を考慮されたバイクの総称です。

ただ実はスクランブラーはトライアンフが先取りしてて、R9Tやドゥカティのスクランブラーが出るずっと前の2007年に復刻させてたんです。

トライアンフ スクランブラー

毛色が少し違う感じもありますがトライアンフから言わせれば昨今のブームはトライアンフが作ったブームといえるでしょうね。

今流行ってるそのスクランブラーというかネオレトロというかザックリ言ってネイキッドブームですが、ただ形だけ復刻させればいいというわけではないのが難しい所。

流行ってるのはネオレトロというのは、見た目に反してカフェレーサーすら通り越してストファイ的な戦闘力を持っている事が大事。

スクランブラー

そしてもう一つ大事なのが現代でありながら昔のバイクのようにパーツを気軽に変えられる大型モンキーの様な要素。

 

ところがまあ流石ヤマハと言うべきかXSR900の場合、お金を掛けただけあってノーマルの時点でほぼ完成に近い様な形。

B90

悪く言えば弄りにくい、良く言えばノーマルで既に仕上がっているので純正OPの別カラータンクカバーなんかをつけるだけでも十分キマるとも言えるXSR900。

というかアルミフレームってだけでネオレトロとしては十二分に異彩を放ってるわけで。

エンジン:水冷4サイクルDOHC並列三気筒
排気量:845cc
最高出力:
110ps/9000rpm
最大トルク:
9.0kg-m/8500rpm
車両重量:195kg(装)

系譜図

MT-09 2014年
MT-09/A(1RC/2DR)
mt-09トレーサー 2015年
MT-09TRACER(2SC)
XSR900 2016年
XSR900(B09)
2017MT-09 2017年
MT-09(BS2)

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