「駆ける、翔ぶ―目的は2つ。」
低速寄りに変更され13馬力となったエンジンと、クラス初となる六速ミッションを装備したKE125。実質125TRの最終モデルなバイクです。
二本サスながらホイールサイズもフロントを21インチに上げることで走破性がアップなど手堅いモデルチェンジと80年にタンクが角タンクへと変更されたくらいで先代から数えて12年あまりのロングセラーとなった125最速トレールでした。
ちなみに上の写真を見ると分かる通りこの頃のカワサキといえば”緑”というよりかは”赤”でした。
これが何故かと言うと、カワサキが一番初めにレースで成果を上げたのが1963年のモトクロス選手権だったんですが、この時のバイクが赤タンクだったんです。
その事からしばらくはロードレースなども”赤タンク”をセールスで広く採用。
「カワサキ=赤タンク」
というイメージで押していました。じゃあどうして赤を止めて緑にしたのかというと・・・
「赤=ホンダ」
が既に広く定着し被ってしまったから。
主要諸元
全長/幅/高 | 2075/870/1075mm |
シート高 | – |
車軸距離 | 1350mm |
車体重量 | 115kg(装) |
燃料消費率 | 50.0km/L ※定地走行テスト値 |
燃料容量 | 6.7L |
エンジン | 水冷2サイクル単気筒 |
総排気量 | 124cc |
最高出力 | 13ps/6500rpm |
最高トルク | 1.5kg-m/6000rpm |
変速機 | 常時噛合式6速リターン |
タイヤサイズ | 前2.75-21-4PR 後3.50-18-4PR |
バッテリー | 6N6-3B |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
B8HS |
推奨オイル | – |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量1.3L |
スプロケ | 前14|後50 |
チェーン | サイズ428|リンク126 |
車体価格 | 185,000円(税別) |
うっわ、懐かしい!
私が初めて所有したオートバイがKE125でした!
グリーンのタンクで写真のモデルと同じでした。
圧縮比が高くてケッチン喰らいながら乗ってました。