GSR250が出て二年が経った頃に登場した追加モデルのGSR250S。
大きな大きなハーフカウルを付けたモデルで防風性が桁違いに向上しました。チューリップとか言われてますね。
カウル付けただけかと思いきや実はハンドルも変更されていて無印よりも更に楽ちんなポジションに変わってます。
実はこのGSR250Sは元々中国の広東省での公安車(GW250J)がキッカケ。
元々GSR250を作っているのは江蘇省にある常州豪爵鈴木摩托車有限公司というスズキとHaojueという現地資本との共同会社で、GSR250Jという白バイを市販化しようとして出来たのがGSR250S。
経緯はどうあれ良いですよね。
見るからに旅バイクな感じでキマってる。右下の方に書いてある文字
「骊驰」
はGSR250(GW250)のペットネームで「リィ ツィー」と読むみたい。
向こうではSのオプションにJ仕様に近しいボックスやガードなどのオプションパーツがあるけど・・・何故日本には入ってこないのか。
GSR250F
(GJ55D)
-since 2014-
Sモデルから半年ほどたった頃に登場したFモデルのGSR250Fはサイドカウルまで装着したフルカウルモデル。
流れ的にはbandit1250Fと同じような感じで可愛い弟分という感じですね。車格は結構負けず劣らずな部分がありますが。
FモデルもSモデルと同様にただカウルを付けただけじゃなくてハンドル変更でポジションがちょっと変わってます。
スクリーンの長さとハンドルのタレ角に変更が入ってて、更にFモデルはハンドルバーやトップブリッジなどのハンドル周りがブラックアウト化など。
ビルトインウィンカーといい形状といい250ccとは思えない凝ったカウルが増えましたね。
主要諸元
全長/幅/高 | 2145/760/1305mm [2145/790/1255mm] |
シート高 | 780mm |
車軸距離 | 1430mm |
車体重量 | 188kg(装) [189kg(装) ] |
燃料消費率 | 29.2km/L ※WMTCモード値 |
燃料容量 | 13.0L |
エンジン | 水冷4サイクルSOHC2気筒 |
総排気量 | 248cc |
最高出力 | 24ps/8500rpm |
最高トルク | 2.2kg-m/6500rpm |
変速機 | 常時噛合式6速リターン |
タイヤサイズ | 前110/80-17(57H) 後140/70-17(66H) |
バッテリー | YTX9-BS |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
CR7E または U22ESR-N |
推奨オイル | スズキ純正 エクスター |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量2.4L 交換時2.1L フィルター交換時2.4L |
スプロケ | 前14|後46 |
チェーン | サイズ520|リンク116 |
車体価格 | 456,000円(税別) [476,000円(税別)] ※スペックはSモデル ※[]内はFモデル |