ST250の系譜

ボルティー(NJ47A)
-since 1994-

NJ47A

SW-1の反省なのか同じエンジンを使っていながら半値以下の298000円という破格で登場したボルティー。

車名VOLTYの由来は馬術のVOLT(巻乗り)から。

巻乗りっていうのは馬を意のままに操る馬術でバイクで言えばジムカーナみたいなもんです(多分)

 

とことんコストパフォーマンスを突き詰めた事による298000円という破格の安さは価格破壊だと大きく話題になり、それまでのモデルとは打って変わって売れました。

NJ47A

いや本当に何かの間違いじゃないのかと思えるほどのインパクトですね。

ただ売れたのはもちろん値段が安かった事からカスタムベースとして人気が出たのも大きいんだけど、それだけではなくとても30万円のバイクには見えない見た目と乾燥重量125kgと非常に軽量なシングルライトウェイトスポーツだったから。

巻乗りという車名に違わぬ脚付きと素行の良さを持っていたからエントリー層や女性への人気もあった。

 

さて、この破格のミソとなったのは先に紹介したGN250E。

実はボルティーはほとんどがGN250Eの部品で作られている。

VoltyとGN250

構造的にはGN250とほぼ同じで言ってしまえばガワを変えただけのバイク。

でもその外装の変更がとても上手くて同じバイクとは思えませんね。

童夢

そんな渋カッコいいデザインを担当したのはなんと車のほうで有名な童夢です。

 

ちなみに左がType1で右がType2がベージュシートのType2。

ボルティーシリーズ

更に翌年後にはリアキャリアとセンタースタンドを装備しキャストホイールを履いたシングルシートのビジネス向けのTypeC(左下)、98年にはダブルシート版となるTypeTが登場。

晩年にはそれらを無くして一本化。割愛しますが、グレード以外にも毎年細かな小変更が加わっています。

2004年にST250へバトンタッチする形で生産終了となったけど、人気があったためか再販を望む声を今でもチラホラ聞いたりする。

まあ安くてお洒落で素行が良かったんだから当然といえば当然な話。

主要諸元

全長/幅/高 2005/765/1075mm
シート高 750mm
車軸距離 1325mm
車体重量 125kg(乾)
[127kg(乾)]
燃料消費率 57.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 12.0L
エンジン 空冷4サイクルOHC単気筒
総排気量 249cc
最高出力 20ps/7500rpm
最高トルク 2.1kg-m/6000rpm
変速機 常時噛合式5速リターン
タイヤサイズ 前3.00-18(47S)
後120/80-17(61S)
バッテリー FB10L-A2
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
DR8EA
推奨オイル スズキ純正
エクスター
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量1.7L
交換時1.3L
フィルター1.4L
スプロケ 前15|後41
チェーン サイズ520|リンク100
車体価格 298,000円(税別)
[329,000円(税別)]
※[]内はタイプII

系譜図

DR250S 1982年
DR250S
(SJ41A)
GN250E 1982年
GN250E
(NJ41A)
ボルティー 1994年
ボルティー
(NJ47A)
マローダー250 1998年
マローダ250
(NJ48A)
グラストラッカー 2000年
グラストラッカー/ビッグボーイ
(NJ47A/NJ4BA)
ST250 2003年
ST250/E
(NJ4AA)
ST250E 2008年
ST250E/グラストラッカー/ビックボーイ
(NJ4CA/NJ4DA)