K1から不動の速さを持っていたGSXシリーズだが、2004年に更なるモデルチェンジを行う。
遂に兄と同じ念願の倒立フォークになり、キャリパーをラジアルマウント化、ラムエアダクトの拡大で隼っぽい顔に、更に2kgの軽量化を施してきた。タダでさえクラス最速だったマシンが更に磨きがかかり、敵なしの状態が続く事になる。
R1000やR750も同じでSS版ハヤブサと言っていい二代目K4/K5だが、何故かハヤブサ程の人気は出なかった。
ただ北米だけは例外で、「GSXシリーズこそが本物のSS」という風潮がある。どう転んでもCBRの一人勝ち状態である日本とは大違いで、20周年モデルも発売された。
日本にもR750の20周年モデルは入ってきたがR600の方は正規では入ってきていないので先ずお目にかかる事はないと思う。カラーリングの参考となったモデルは勿論20年前の1985年に華々しいデビューを飾った初代R750
限定モデルだがカラーリングだけじゃないのはさすがスズキ。オーナメント以外にも
・スリットの入った専用ブレーキローター
・フレームスライダー
・スモークスクリーン
・アルマイト処理したチェーンアジャスター
・スペシャルマフラー
・さらにシートがブルー
・さらにさらにチェーンまでブルーなどなど。
主要諸元
全長/幅/高 | 2055/715/1150mm |
シート高 | 825mm |
車軸距離 | 1400mm |
車体重量 | 161kg(乾) |
燃料消費率 | – |
燃料容量 | 17.0L |
エンジン | 水冷4サイクルDOHC四気筒 |
総排気量 | 599cc |
最高出力 | 126ps/13000rpm |
最高トルク | 7.1kg-m/10800rpm |
変速機 | 常時噛合式6速リターン |
タイヤサイズ | 前120/70ZR17(58W) 後180/55ZR17(73W) |
バッテリー | FTX9-BS |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
CR9E または U27ESR-N |
推奨オイル | スズキ純正 エクスター |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量3.6L 交換時2.8L フィルター交換時3.1L |
スプロケ | 前16|後45 |
チェーン | サイズ525|リンク110 |
車体価格 | 980,000円(税別) ※モトマップ価格 |