
初めてのフルモデルチェンジを行ったR600。シリーズ一との呼び声も高いモデル。というのもこのモデルで750と600の立場が逆転したから。
それまでは750のスケールダウンエンジンで戦ってきたけど、フルモデルチェンジに伴い600に適正化。SSとしては主流の三角形三軸レイアウトでエンジンがコンパクトになり、車体も一回り小型になった。

R750(R1000もそうだが)に最適化されたエンジンを使って第一線で戦うだけでなく勝っていたとは改めてスズキのSSの技術力には感服せざるを得ない。
ただデザインは別。
サイドカウルの造形といいマフラーのデザインといい纏まっていて非常にカッコいい。今でも人気が高いもの納得な話。
・・・ただタンデムシートがそれを全て壊す。

取ってつけた座布団のようなシート・・・シングルシートカウルが付いているのがせめてもの救いか。
主要諸元
| 全長/幅/高 | 2040/715/1125mm |
| シート高 | 810mm |
| 車軸距離 | 1400mm |
| 車体重量 | 161kg(乾) |
| 燃料消費率 | – |
| 燃料容量 | 16.0L |
| エンジン | 水冷4サイクルDOHC四気筒 |
| 総排気量 | 599cc |
| 最高出力 | 126ps/12000rpm |
| 最高トルク | 6.9kg-m/11500rpm |
| 変速機 | 常時噛合式6速リターン |
| タイヤサイズ | 前120/70ZR17(58W) 後180/55ZR17(73W) |
| バッテリー | FTX9-BS |
| プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
CR9E または U27ESR-N |
| 推奨オイル | スズキ純正 エクスター |
| オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量2.9L 交換時2.2L フィルター交換時2.5L |
| スプロケ | 前16|後43 |
| チェーン | サイズ525|リンク114 |
| 車体価格 | 1,060,000円(税別) ※モトマップ価格 |





