CBR600RR(PC40前期) -since 2007-

2007CBR600RR/PC40

「True to The Function(真の機能とは)」

600SSの熱がちょうどピークに達していた頃に出てきたCBR600RRのPC40型。

PC40ポスター写真

デザインに目が行きがちなんですが一番大きく変わったと感じるのは何よりポジション。シート高こそ先代と変わらない820mmですが形状見直しで足付きが、ハンドルが上げられたことでポジションがそれぞれ優しくなりました。

とはいうもののホンダにとって特別な称号であるRRという名を付けているだけあって最新技術を奢られたスーパースポーツである事に変わりはなく、数字的な事で言うと更なるコンパクト化が計られ車重も

「装備重量で187kg(先代比-7kg)」

ともはや心配になるほど驚異的な軽量化となったわけですが、ここまで軽くするためにもちろん様々な事をやっています。

・メインとカウンターを寄せ上げエンジン長を短縮
・フレームをフルダイキャストの4ピース構造にし肉薄化
・ピストンに高純度モリブデンを着床させピストンリング肉薄化
・コンロッドの再設計

CBR600RRシャーシ

他にもカウルの大幅な肉抜き・・・などなど、などなど。

グラム単位での軽量化を積み重ねの末に達成したクラス最軽量600SS。カッコいいだけのセンターアップマフラーを採用したままでこの車重は凄い。

2007pc40

言い忘れていましたが1000でお馴染みの電子制御式ステアリングダンパー

『HESD(ホンダ エレクトロニック ステアリング ダンパー)』

も採用しています。

それにしても何故ホンダがこれほどまでに軽量化に舵を切ったのかといえばRRというのは元々ライトウェイトである事が至上命題とされていたから。

PC40

そのこだわりは車体だけに留まらずなんとタイヤにまで至っています。

「標準(OEM)タイヤはコストカット品だから良くない」

という声を聞きますがこのPC40が履いていたBT-015(CBR600RR仕様)はコストカット品じゃない・・・これ重量カット品なんです。タイヤに至るまで軽量化に余念が無いっていう。

ただもう少し掘って話すと単純に軽くする事が狙いというわけではなく

「軽さこそが扱いやすさ、そして速さに繋がる」

という考えの元に軽くすることに心血を注いでいるのが正しいコンセプト。

PC40ポスター写真

『600史上最小&最軽量』

としつつもポジションを優しめに改良したのもそういう事から。

実際PC40型は非常に乗りやすく日常でも使える優しさを持っていると言われる一方、世界レースでも連勝を伸ばし6連覇を達成するほどレースベースとしても非常に優秀でした。

CBR600RRコニカミノルタ

ちなみにこれは2007年のMotoGPマシンRC211V(コニカミノルタ・ホンダ・チーム)を模したスペシャルエディション。

本家を超えるほど似合っていたためか今でも非常に人気があるカラーリングだったりします。

主要諸元
全長/幅/高 2010/685/1105mm
シート高 820mm
車軸距離 1380mm
車体重量 187kg(装)
燃料消費率 29.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 18L
エンジン 水冷4サイクルDOHC4バルブ四気筒
総排気量 599cc
最高出力 69ps/11500rpm
[119ps/13800rpm]
最高トルク 5.2kg-m/11500rpm
[6.2kg-m/11250rpm]
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/70ZR17(58W)
後180/55ZR17(73W)
バッテリー YTZ10S
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
IMR8C-9HES
[IMR9C-9HES]
推奨オイル Honda純正ウルトラG1(10W-30)
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量3.5L
交換時2.7L
フィルター交換時2.8L
スプロケ 前16|後40
[前16|後41]
チェーン サイズ530|リンク112
[サイズ525|リンク112]
車体価格 1,076,250円(税込)
※[]内は逆輸入モデル
系譜図
CBR600RR(PC37前期)

2003年
CBR600RR
(PC37前期)

CBR600RR(PC37後期)2005年
CBR600RR
(PC37後期)
CBR600RR(PC40前期)2007年
CBR600RR
(PC40前期)
CBR600RR(PC40中期)2009年
CBR600RR
(PC40中期)
CBR600RR後期2013年
CBR600RR
(PC40後期)
CBR600RR最終2020年
CBR600RR
(PC40最終)

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