![2014YZF-R125](https://bike-lineage.org/wp-content/uploads/2023/11/2014r125.jpg)
フルモデルチェンジとなった二代目R125はアッパーの真ん中にはR6でお馴染みのラムエアダクトらしきものが・・・と思ったけどやっぱり繋がってない。ラムエアなんて200km/h以上でしか効果ないって言われてるし当たり前か。
![R125フェイス](https://bike-lineage.org/wp-content/uploads/2023/11/r125face.jpg)
R125はもともと凛々しい顔でしたが、ダクトが付いた事でより戦闘的なイメージが付きましたね。
この顔なんかと被るな~?って思って調べてみたんですが、コレですね。
![新旧デイトナ675](https://bike-lineage.org/wp-content/uploads/2023/11/2006daytona675_2009daytona675.jpg)
09のDAYTONA675に似てる。
特にウィンカーなんて・・・って思ったらこれ同じやつを付けてるみたい。どうりで似て、、、いや並べてみると思いのほか似てないですね。スイマセン。
個人的な意見を述べるとR125のデザイン特に顔はガトリングヘッドライトを採用する前のR1に通ずるところがあると思うんです。
![5PW](https://bike-lineage.org/wp-content/uploads/2023/11/02YZF-R1.jpg)
この頃です。2002年ごろ。ツリ目二眼のパイオニアであったR1の最終形態ですね。
ですがご存知の様にこの後R1はラムエアダクトをサイドに付けたガトリングヘッドライトの5VY、そしてプロジェクター式の14Bと変貌を遂げていったわけ(詳しくはR1の系譜をどうぞ)ですが、もしR6の様なセンターラムエアダクトを採用してたらこのR125の様になってたでしょう。
![2016年モデル](https://bike-lineage.org/wp-content/uploads/2023/11/2016yzf-r125.jpg)
だからR125を見ると別の道を辿ったR1みたいで面白くもあり、カウルを贅沢に何枚も使ってるだけあってR1よりカッコいいと言ってもいいくらい纏まってる。
まあそれより中身ですねハイ。
![ラジアルマウントキャリパー](https://bike-lineage.org/wp-content/uploads/2023/11/r125front.jpg)
見て分かる通り倒立サスにラジアルマウントキャリパーが付きました。ホイールデザインも新しくなってますね。125ということでABS非搭載モデルもあるみたいですね。
![YZF-R125メーター](https://bike-lineage.org/wp-content/uploads/2023/11/r125meter.jpg)
他にはメーターがフルデジタルになり外装も少変更が加わってます。
エンジンは馬力やトルクこそ変わってないんだけど見直された上にタンク容量が13.8Lから11.5Lに減った事からカタログ燃費が10%ほど改善されてます。
![エンジン](https://bike-lineage.org/wp-content/uploads/2023/11/r125engine.jpg)
作りは完璧にSSな125でブン回せるSSが欲しいならR125は間違いないでしょうが、やっぱりモデルチェンジしても正規販売は今のところ無いみたいです。レッドバロンが入れてるみたいだけどね。
そういえば前にもこういう事を言って
「何故レッドバロンを勧めるのか?レッドバロンの回し者か?」
と問われた事を思い出しました。
![レッドバロン](https://bike-lineage.org/wp-content/uploads/2023/11/red_baron.jpg)
別にレッドバロンで買えとステルスマーケティング(?)してるわけではありません。
まず最初に知っておかなければいけないのは並行輸入車(ショップが独自に海外から輸入したバイク)というのは基本的に保証を受けられません。
例えばもし並行輸入のR125を買って、走行に支障が出る設計ミスによるトラブルが判明しリコールが行われたとしても保証は受けられません。
![欧州ヤマハ](https://bike-lineage.org/wp-content/uploads/2023/11/yamaha_eu.jpg)
車両に関する保証内容には「それぞれ(仕様地)の国内使用に限る」と明記されているからです。
要するに
「ヤマハでR125のリコールがあったみたいだからコレもリコールして!」
とR125をYSPといったバイク屋に持って行っても店も基本的に出来ないんです。
良心的な店やノウハウを持ってる店、現地メーカーと直接繋がりを持ってる店ならやってくれる事もありますが、基本的に日本のヤマハは知ったこっちゃないというスタンス。これはヤマハに限らずホンダやスズキやカワサキも同じ。
つまり”並行車=保証が全くない外車”と同じなので、いくら信頼性のある日本メーカーの物だからといって安直に買ってしまうと痛い目を見ます。
じゃあ逆輸入車の場合はどうなってるの?
と思う方も居るかもしれないので説明しておくと逆輸入車もメーカーの保証はありません。
ただし逆輸入車の場合は正規の場合は取り扱いメーカーの保証があるわけです。
![プレスト](https://bike-lineage.org/wp-content/uploads/2023/11/presto.jpg)
ヤマハならプレスト、ホンダならパッセージ、スズキならモトマップ、カワサキならブライトなど。
これらのメーカーが
「メーカーは保証は無いけど、ウチで買えばウチがメーカー並の保証するよ。」
としてるわけです。
そしてレッドバロンもそれと同じなんですが、レッドバロンの場合はそれに加えR125などを上で挙げた逆輸入車取扱メーカーが取り扱わない車種も独自に輸入したりしているから名前を挙げてるわけです。
つまり後で泣きを見ないためにも並行輸入車を買うときは、売りっぱなしの店ではなくアフターもキチンと対応してくれる店で買うように気をつけてください。
![ブルー](https://bike-lineage.org/wp-content/uploads/2023/11/r125blue.jpg)
プレストがしっかり取り扱ってくれればこんな心配も要らないんですけどね。
だいぶ話が脱線して申し訳ないです。
最後にR125の小ネタですが、人気色はやっぱりダントツでブルーだそうです。やはりヤマハといえば青のイメージが強いんでしょうね。
主要諸元
全長/幅/高 | 1955/680/1065mm |
シート高 | 825mm |
車軸距離 | 1355mm |
車体重量 | 140kg(装) |
燃料消費率 | – |
燃料容量 | 11.5L |
エンジン | 水冷4サイクルSOHC単気筒 |
総排気量 | 124cc |
最高出力 | 15ps/9000rpm |
最高トルク | 1.3kg-m/8000rpm |
変速機 | 常時噛合式6速リターン |
タイヤサイズ | 前100/80-17(52H) 後130/70-17(62H) |
バッテリー | 12N5.5-3B |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
CR8E |
推奨オイル | ヤマルーブ プレミアム/スポーツ/スタンダードプラス |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量1.15L 交換時0.95L フィルター交換時1.00L |
スプロケ | 前14|リア48 |
チェーン | サイズ428|リンク132 |
車体価格 | – ※国内正規販売なしのため |