KE125(KE125A) -since 1975-

KE125

「駆ける、翔ぶ―目的は2つ。」

低速寄りに変更され13馬力となったエンジンと、クラス初となる六速ミッションを装備したKE125。実質125TRの最終モデルなバイクです。

KE125後期

二本サスながらホイールサイズもフロントを21インチに上げることで走破性がアップなど手堅いモデルチェンジと80年にタンクが角タンクへと変更されたくらいで先代から数えて12年あまりのロングセラーとなった125最速トレールでした。

KE125赤タンク

ちなみに上の写真を見ると分かる通りこの頃のカワサキといえば”緑”というよりかは”赤”でした。

これが何故かと言うと、カワサキが一番初めにレースで成果を上げたのが1963年のモトクロス選手権だったんですが、この時のバイクが赤タンクだったんです。

その事からしばらくはロードレースなども”赤タンク”をセールスで広く採用。

赤タンク

「カワサキ=赤タンク」

というイメージで押していました。じゃあどうして赤を止めて緑にしたのかというと・・・

「赤=ホンダ」

が既に広く定着し被ってしまったから。

主要諸元
全長/幅/高 2075/870/1075mm
シート高
車軸距離 1350mm
車体重量 115kg(装)
燃料消費率 50.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 6.7L
エンジン 水冷2サイクル単気筒
総排気量 124cc
最高出力 13ps/6500rpm
最高トルク 1.5kg-m/6000rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前2.75-21-4PR
後3.50-18-4PR
バッテリー 6N6-3B
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
B8HS
推奨オイル
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量1.3L
スプロケ 前14|後50
チェーン サイズ428|リンク126
車体価格 185,000円(税別)
系譜図
125TR

1970年
125TR
(F6)

KE125

1975年
KE125
(KE125A)

KMX125

1986年
KMX125
(MX125A)

KDX125SR

1990年
KDX125SR
(DX125A)

KLX125

2009年
KLX/D-TRACER125
(LX125C/D)

「KE125(KE125A) -since 1975-」への1件のフィードバック

  1. うっわ、懐かしい!
    私が初めて所有したオートバイがKE125でした!
    グリーンのタンクで写真のモデルと同じでした。
    圧縮比が高くてケッチン喰らいながら乗ってました。

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