「Z100 monkey」
1961年に登場したモンキーの原型となるZ100型。
当時はモンキーという名前ではなく『モンキー・オート』というのが正式名称でした。
「そもそもこれ何だ」
って話ですが、このバイクはもともと多摩テックというホンダの自動車遊園地用に造られたアトラクションの乗り物。
スーパーカブのエンジンをパイプフレームに積み、タイヤは5インチを履いています。
それでも二速変速機構を備え時速30km出る結構本格的なものだった事に加え、無いに等しい安定性から簡単にウィリーしたり吹っ飛んだりする今じゃ絶対に許されないであろうアトラクション。
これは当時のホンダの若い技術者たちが
「可能な限り小さいバイクを造ってみよう」
と始めたのが発端で、それが見事にコンペを勝ち抜いた事に加えて副社長だった藤沢さんが
「子供に交通ルールを教えるのに最適だ」
と考えアトラクションとして配備される様になったわけです。
じゃあどうしてこれが市販化される事になったのかというと、このZ100型を欧州(特にイギリスやフランス)などにホンダのPRとして少量生産したところ凄い反響があったから。
実はモンキーというのは日本ではなく海外で人気となったから発売される事になったバイクなんです。
主要諸元
全長/幅/高 | 不明 |
シート高 | 不明 |
車軸距離 | 不明 |
車体重量 | 不明 |
燃料消費率 | 不明 |
燃料容量 | 不明 |
エンジン | 空冷4ストローク OHV2バルブ単気筒 |
総排気量 | 49cc |
最高出力 | 3.1ps |
最高トルク | 不明 |
変速機 | 常時噛合式2速リターン |
タイヤサイズ | 不明 |
バッテリー | 不明 |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
不明 |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
不明 |
スプロケ | 不明 |
チェーン | 不明 |
車体価格 | 非売品 |