「STYLISH SEDAN SCOOTER」
生産国が中国からベトナムになり、これまた大幅に生まれ変わったリード125(JF45)
PCX等のコミューターがベトナムに移管された事がキッカケでしょうね。
(Todayやカブ110なんかでもそうですが中国工場ってよっぽど何かあるんでしょうね。)
それにしてもリードのフルスケール125ccなんて1982年以来、実に30年ぶりですよ。
エンジンはPCXと同じホンダ渾身のグローバルエコエンジンであるeSP。
どんな走り方をしても40km/Lを切らないというニワカには信じがたいエンジン。
ちなみにeSPとはenhanced(強化された) Smart(高精度な) Power(動力)という意味。
ラジエーターが一体化してるのが特徴ですね。
外見も大きく変わりました。
ひと目でリード125だと分かるV字クロームメッキとLEDポジションランプ。(何でV字なのかは分かりませんが)
でも実はLEAD125は内装(インパネ)にも拘ってます。
液晶付きメーターは勿論のこと、可能な限りインパネもメタリック塗装しプラスチッキーさを抑えてる。
でもそんな事よりリードといえばやっぱり・・・
ヘルメットが2つ入る程の大容量ラゲージスペースですよね。コチラも健在・・・というかコレじゃなきゃリードとは言えない。
さてさて・・・
リードの魅力を考えてみると速いわけでも最先端を行く様なデザインでも無い。最上位スクーターという地位もPCXに譲った。
挙げるとするならラゲージスペースを始めとした積載性くらいで、こう言っちゃアレだけどどちらかというと華がない。
でもそれこそがリードの魅力なんじゃないのかと思うわけです。
一人でも二人でも乗れるちょうどいいサイズで、メットインスペースが豊富で足場もフラットで広く、リアキャリアもしっかり付いてる。
オーソドックスといえばオーソドックスだけど、価格や奇抜さといった飛び道具に頼るわけでもなく王道をいってるのって今やリードくらいなんですよね。
流行に流されない大人のスクーター。
コンセプトで”セダン”と用いてるのもこういう所から来てるんじゃないかな。
主要諸元
全長/幅/高 | 1835/685/1125mm [1840/680/1130mm] |
シート高 | 760mm |
車軸距離 | 1275mm |
車体重量 | 113kg(装) [114kg(装)] |
燃料消費率 | 51.0km/L [52.2km/L] ※定地走行テスト値 |
燃料容量 | 6.0L |
エンジン | 水冷4サイクルOHC単気筒 |
総排気量 | 124cc |
最高出力 | 11ps/8500rpm |
最高トルク | 1.2kg-m/5000rpm |
変速機 | Vマチック |
タイヤサイズ | 前90/90R12(44J) 後100/90R10(56L) |
バッテリー | YTZ7S [GTZ8V] |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
CPR7EA-9 または U22EPR9 |
推奨オイル | Honda純正ウルトラE1(10W-30) |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量0.9L 交換時0.8L |
スプロケ | – |
Vベルト | 23100-KZR-601 |
車体価格 | 272,000円(税別) [287,000円(税別)] ※[]内は17年以降モデル |