「タンデムで10日間3,000kmが可能なバイク」
その目標を掲げ、一から作り直され名前にRが付いたFJR1300。
新設計の水冷エンジンをこれまた新設計のアルミツインスパーフレームに搭載したスポーツツアラーのパイオニアです。
新設計の1298cc水冷直四エンジンにアルミツインスパーフレームにフューエルインジェクション・・・
これだけ書くとメガスポーツかと思うけど、ヤマハはメガスポーツの可能性よりもツアラーの可能性を求めた。
これ日本ではツアラー扱いだけど海外ではスーパースポーツツアラーとか言われててるわけで、同じバイクでも国によってジャンルが変わるなんて非常に面白いですね。
んでまあその選択は大正解だったわけです。
日本ではハヤブサやZZRといったメガスポーツが人気でツアラーはあんまりだから実感が無いかもしれないけど、コレが欧州で出た時はそれはもう注目の的でした。
アクセルを捻れば捻った分だけ猛々しく回り加速旋回するSSの様なスポーツさを備えつつ、タンデムでも優雅に流せるツアラーの要素も持っている欲張りなバイクだと。
更にはパニアケースが標準装備だった事が旅好きのハートを鷲掴み。
こういうバイクを求めていたとヒットを飛ばし、仕舞にはベストツアラー賞まで受賞しました。
主要諸元
全長/幅/高 | 2195/760/1420mm |
シート高 | 805mm |
車軸距離 | 1515mm |
車体重量 | 275kg(装) [282kg(装)] |
燃料消費率 | – |
燃料容量 | 25L |
エンジン | 水冷4サイクルDOHC四気筒 |
総排気量 | 1297cc |
最高出力 | 144ps/8000rpm |
最高トルク | 13.7kg-m/7000rpm |
変速機 | 常時噛合式5速リターン |
タイヤサイズ | 前120/70ZR17(58WW) 後180/55ZR17(73W) |
バッテリー | GT14B-4 |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
CR8E または U24ESR-N |
推奨オイル | ヤマルーブ プレミアム/スポーツ/スタンダードプラス |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量4.9L 交換時3.8L フィルター交換時4.0L |
スプロケ | – |
チェーン | – |
車体価格 | 1,380,000円(税別) [1,430,000(税別)] ※プレスト価格 ※[]内はFJR1300A(5VS) |