ビモータの全シリーズ

※何処からから何処までを市販車と言っていいのか微妙なので、グレードなどは除外しナンバリングで分けさせてもらいました。

※価格はグレードや物価に左右されるので目安程度に考えておいてください

HB1 -since1973-

1975HB1

すべての始まりHB1。

CB750FOURのエンジンをスチールパイプフレームに積んだモデル。

生産台数10台

YB1 -since1974-

1975HB1

TZ250/350のエンジンを搭載したモデル。

クロモリ鋼管のダブルクレードルフレームの斬新さでbimotaの名を業界に知らしめる。

生産台数12台

SB1 -since1976-

SB1

TR500のエンジンを積んだレーサー。

イタリアスズキの要請で造られたイタリア選手権用のマシン。

生産台数50台

SB2 -since1976-

SB2

GSのエンジンを分割式フレームに搭載したbimota初のコンプリート公道マシン。

コンセプト段階では燃料タンクがエンジン下だったが、流石に却下されカウル一体型のアルミタンクに。

約200万円/生産台数170台

YB2 -since1977-

YB2

YB1の改良モデル。

生産台数15台

KB1 -since1978-

KB1

Z1000のエンジンをツインスパーの様なパイプフレームで囲ったモデル。

後期モデルはZ1000MKIIのエンジンを使用。

約210万円/生産台数827台

YB3 -since1978-

YB3

TZ250/350エンジンを積んだレーサーの最終型。

1980年、ジョン・エクロードによって350ccクラス世界チャンピオンに輝く。

生産台数15台

SB3 -since1980-

SB2

GS1000のエンジンをSB2と同じように分割式フレームに搭載したモデル。

長距離もこなせるように大型カウルが付いているのが特徴。

約250万円/生産台数402台

KB2 -since1981-

KB2

Z600/550/500/400のエンジンを搭載したモデル。

フルトラス同軸ピボットフレームのラストモデル。

約230万円/生産台数171台

HB2 -since1982-

KB2

CB900F/1100Fのエンジンを搭載したモデル。

量販体制を目的としたアルミ削り出しピボットフレーム共有化の始まり。

約250万円/生産台数193台

KB3 -since1983-

KB2

Z1000Jのエンジンを搭載したKBシリーズ最後のモデル。

リベットで一つにする合わせホイール以外はHB2とほぼ同じ。

約250万円/生産台数112台

SB4 -since1983-

SB4

GSX1100S KATANAのエンジンを搭載したモデル。

このモデルからハーフカウルモデルが設定。

約260万円/生産台数272台

HB3 -since1983-

HB3

CB1100Fのエンジンを搭載したモデル。

共有化のラストモデルであり、HBシリーズのラストモデル。

約280万円/生産台数101台

SB5 -since1985-

SB5

GSX1100Eのエンジンを搭載したモデル。

タンブリーニ在籍時代のラストモデル。

約200万円/生産台数153台

DB1 -since1985-

DB1

750F1のエンジンを搭載したモデル。

直線基調のトラスフレームとそれを隠すフルカバーカウルが特徴的なマルティーニbimotaの一作目。

約180万円/生産台数669台

YB4 -since1985-

YB4

FZ750のエンジンを積んだモデル。

TT-F1世界チャンピオンに輝いたYB4Rと同じフレームを持つレーサーレプリカ。

約300万円/生産台数318台

YB5 -since1986-

YB5

FZ1200のエンジンを積んだモデル。

YB4より後なものの、パイプフレームとアルミピボットなのを見ても分かるようタンブリーニ時代の部品を一掃するために造られた。

約200万円/生産台数208台

YB6 -since1987-

YB6

FZR1000のエンジンを積んだモデル。

フレームを含め、エンジン以外はYB4と共通。

約230万円/生産台数720台

YB7 -since1988-

YB7

FZR400のエンジンを積んだモデル。

日本のために用意した世界チャンピオンマシンの400cc版。

約220万円/生産台数321台

YB8 -since1989-

YB7

FZR1000のエンジンを積んだモデル。

FZR1000のモデルチェンジに合わせて造られたYB6の後継モデル。

約280万円/生産台数573台

YB9 -since1990-

YB9

FZR600のエンジンを積んだモデル。

YB7と同様のフレームを使ったスーパースポーツなもののbimotaとしては珍しい二人乗り仕様も登場。

約230万円/生産台数1021台

TESI 1D -since1990-

テージ1D

851のエンジンを積んだハブセンターステアリングのモデル。

発案者だったマルコーニがチーフエンジニアになった事で世に出ることに。

約460万円/生産台数417台

YB10 -since1991-

YB10

FZR1000後期のエンジンを積んだモデル。

基本性能は先代YB8と同じでカウルとポジションを見直し。

約260万円/生産台数260台

YB11 -since1991-

YB11

YZF1000Rサンダーエースのエンジンを積んだモデル。

YBシリーズはこのモデルをもって終了。

約280万円/生産台数650台

DB2 -since1993-

DB2

900SSのエンジンを積んだモデル。

db1に続きこのモデルでも日本のために400(400SS)が用意された。

約180万円/生産台数771台

SB6 -since1994-

SB6

GSX-R1100の水冷エンジンを積んだモデル。

真っ直ぐピボットまで伸びている斬新なフレームが評価され、1144台(※無印グレード)とbimota史上最大のヒットとなった。

約260万円/生産台数1744台

SB7 -since1994-

DB7

GSX-R750のSPエンジンを積んだモデル。

SB6の750版で、SBKへの出場を睨んで製作したものの結局参戦には至らず。

約280万円/生産台数200台

DB3 -since1995-

DB3

DB2と同じ900SSのエンジンを積んだモデル。

楕円パイプアルミフレームと独創的なデザインが話題に。

約190万円/生産台数454台

BB1 -since1995-

BB1

F650のエンジンを積んだモデル。

楕円パイプフレームとリンクレスサスペンションのホットシングル。

約160万円/生産台数524台

500-V due -since1997-

500Vドゥエ

エンジンまで設計した最初で最後のフルオリジナル車。

しかし完成度が低くbimotaを倒産させてしまう。

約220万円/生産台数340台

SB8 -since1998~2004-

SB8

TL1000Rのエンジンを積んだモデル。

アルミとカーボンのハイブリットフレームが特徴的で評価も高く、経営再開すると真っ先に復刻されたSBシリーズの最後。

約390万円/生産台数285台

DB4 -since1999-

DB4

DB2/3と同じ900SSのエンジンを積んだモデル。

実質的にDB3のフルカウルバージョン。

約180万円/生産台数394台

TESI 2D -since2005-

テージ2D

1000DSのエンジンを積んだハブセンターステアリングの二代目。

細部が違うものの、基本的にヴァイルスのOEM。

約500万円/生産台数25台

DB5 -since2005-

DB5

MONSTER100やMultistrada等に使われているDSエンジンを積んだモデル。

新たに指揮を取ることとなったロビアーノによるもので、機能美と空力のバランスが高く、数々のデザイン賞を受賞。

約290万円/生産台数225台

DB6 -since2006-

DB6

同じくDSエンジンを搭載したDB5のネイキッドバージョン。

約300万円/生産台数131台

TESI 3D -since2007-

テージ3D

上記と同じく1100DSのエンジンを積んだハブセンターステアリングの三代目。

bimotaオリジナルモデルでスイングアームがトラス構造になっているのが特徴。

約450万円/生産台数314台

DB7 -since2007-

DB7

1098のエンジン(テスタストレッタ・エボルツィオーネ)を積んだモデル。

削り出しアルミプレートでエンジンを補強しつつパイプレームで結びつけセミフレームレスに。

約350万円/生産台数346台

HB4 -since2010-

HB4

CBR600RRのエンジンを積んだモデル。

HB4と呼ばれているものの正確にはMoto2(600RRエンジンのワンメイクレース)のbimotaマシン。

生産台数10台

DB8 -since2010-

DB8

1198のエンジンを積んだモデル。

さしずめトラス式ユニットプロリンクスイングアームが特徴的(DB7含む)でドカとホンダのハイブリットの様なスーパーバイク。

約483万円/生産台数113台

DB9 -since2011-

DB9

同じく1198のエンジンを積んだモデル。

外装が壊れたDB7を技術ディレクターだったアクワディバが弄ってストファイにした事がキッカケで誕生。

約537万円/生産台数45台

DB10 -since2011-

DB10

ムルティストラーダ1100EVOのエンジン(デスモドゥエ・エボルツィオーネ)を積んだモデル。

bimotaとしては初となるモタードバイク。

約285万円/生産台数38台

BB2 -since2012-

BB2

S1000RRのエンジンを積んだモデル。

コンセプト止まりで発売されることは無かった。

生産台数1台

DB11 -since2012-

DB11

ディアベルのエンジン(Testastretta 11°)を積んだモデル。

別に設けられたVLXとグレードはなんとスーパーチャージャー付き。

約455万円/生産台数9台

DBX -since2012-

DBX

スムルティストラーダ1100EVOのエンジン(デスモドゥエ・エボルツィオーネ)を積んだモデル。

初のモタードだったDB10に続いて投入された初のオフロード車。

約483万円/生産台数16台

DB12 -since2012-

DB12

ディアベルのエンジン(Testastretta 11°)をDB9のシャーシに積んでツアラーに仕上げたモデル。

生産台数1台(今の所ショーモデルのみ)

BB3 -since2013-

BB3

S1000RRのエンジンを積んだモデル。

アルミ削り出しスイングアームを奢っているウルトラスーパーバイク。

約732万円/生産台数26台

INPETO -since2015-

IMPETO

ディアベルのエンジン(Testastretta 11°)を積んだモデル。

DB9のシャーシにスーパーチャージャーを突っ込んだネオレトロ。

価格/生産台数不明

TESI H2 -since2020-

H2エンジンを積んだTESIというKAWASAKIとの業務提携により実現した夢のようなコラボモデル。

8,668,000円(税込)

KB4 -since2020-

Ninja1000のエンジンを積んだモデル。

Z1000のエンジンで造られたKB1の現代版のようなデザインに加え、スイングアームはなんと丸ごとアルミ削り出し。

4,378,000円(税込)

文献:東本昌平RIDE 93 (Motor Magazine Mook)|L’era d’oro Bimota

系譜図
HB1

bimotaの生い立ち

SB2

悲願だった初の市販車
-1970年代-

KB2

タンブリーニの離脱
-1980年代前半-

db1

塗り変えたマルティーニ
-1980年代後半-

TESI

意欲が招いた倒産
-1990年代-

DB5

フレーム屋に立ち返ったbimota
-2000年代~現在-

ビモータの全モデル

補足
bimotaの全モデル

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