開発コンセプト「気軽に操れるプレジャースポーツ」
市街地でのフィット感を重視して設計されたモデル。
先述してたけど欧州では90年代にロングセラーとなったXJ600&900Sディバージョンがあった。(日本にも入ってきてたけど不人気過ぎて覚えてる人はそんなに居ないと思う)
規制も相まって空冷だった古いエンジンが通用しなくなったのでFZ6をその後継としてきたんだけど、低速寄りにデチューンしたとはいえ元がSSのエンジンだからそれでも高回転型エンジンに変わりはなかった。
そこでFZ6よりさらに低速寄りにデチューンし、過度な装飾や品質を取っ払ってコストも抑えたのがXJ6。肩肘張らずに街乗りからツーリングまで何でも御座れのオールラウンダー600。でもまあ欧州でにおいてA2免許向けというのが本音だろう。
※欧州のバイク事情&免許制度についてザックリ説明
日本では排気量によって免許区分がされてるけど、欧州では馬力で区分される。
だから向こうの人はバイクの免許を取っても二年間はハイパワーなバイクには乗れない(A2免許という)ようになってる。最近話題のCBR500RやNC700Xなんかが出たのもその制度に対応するため。
日本の免許で例えるならAMは原付・A1は小型二輪・A2が普通自動二輪の初心者・Aが限定解除といったところ。
だからメーカーもA2で乗れるバイクにはちゃんとA2で乗れますよとこんな感じでアピールしてる。
さらに向こうでは保険料が馬力毎に段階設定されていて100馬力overになると保険料だけで年30万を超えるとか何とか・・・
話を戻してXJ6には、ネイキッドの無印・ハーフカウルのディバージョン・フルカウルのディバージョン Fと3バージョンがある。
それにしてもヤマハなのに一つ目バイクって珍しいですよね。一眼フェイスと言えばスズキの専売特許だったと思うんですけど、最近じゃホンダも一眼が増えてきたし。R1から始まった二眼もいい加減飽きられてきたのかな?
どちらにしろ直四でこのルックスで724,500円~ってのは安いですよね。
主要諸元
全長/幅/高 | 2120/770/1085mm [2120/770/1210mm] {2120/770/1185mm} |
シート高 | 785mm |
車軸距離 | 1440mm |
車体重量 | 205kg(装) [211kg(装) ] {215kg(装) } |
燃料消費率 | – |
燃料容量 | 17.3L |
エンジン | 水冷4サイクルDOHC四気筒 |
総排気量 | 600cc |
最高出力 | 78ps/10000rpm |
最高トルク | 6.1kg-m/8500rpm |
変速機 | 常時噛合式6速リターン |
タイヤサイズ | 前120/70ZR17(58W) 後160/60ZR17(69W) |
バッテリー | GT12B-4 |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
CR9E |
推奨オイル | ヤマルーブ プレミアム/スポーツ/スタンダードプラス |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量3.4L 交換時2.5L フィルター交換時2.8L |
スプロケ | 前16|リア46 |
チェーン | サイズ520|リンク118 |
車体価格 | 690,000円(税別) [750,000円(税別)] {790,500円(税別)} ※プレスト価格 ※[]内はDiversion(36C) ※{}内はDiversion F(1CW) ※ABS(36B/36D/1DG)は+5kg&50,000円 |