ロードレースの系譜

ロードレース世界選手権:通称MotoGP (旧名WGP)

MotoGP

これは知ってる人も多いかと思います。

昔は地上波でも放送されてましたし、世界スターであるバレンティーノ・ロッシ選手が有名ですね。

バイクレースにおいては最高峰の花形と言われているレースで世界中で大人気のバイクレースです。特に欧州では知らない人は居らずF1やサッカーをも凌ぐ人気とも言われています。日本からしたら考えられない話ですね。

WGP50周年記念モデル

2013年にヤマハが『WGP参戦50周年記念モデル』を出したのが記憶に新しいと思います。

「WGPってなんだ」

と思われるでしょうがWGPというのは世界レース(ワールドグランプリ)という総称の事。MotoGPになったのは2002年からなのでWGPと言っているわけですね。

エクスタースズキ

話を戻してMotoGPは車でいうところのF1に近く、レギュレーション(制約)の中でメーカーの持ちうる全ての技術を投入し開発したレース用のファクトリーマシン、要するに持てる全ての技術を使って造った最高性能のバイクで競います。

ただMotoGPにもクラスがあります。

【MotoGPクラス】

モトGPクラス

GPクラスはロッシ、マルケス、ロレンソ等が活躍されてるオートバイレースの最高峰クラス。

現在は1000ccまでというレギュレーションが敷かれています。(厳密に言えばもっと細かいレギュレーションがあります)

ホンダやヤマハ、更にはドカティなどが強くスズキもワークス参戦しています。

 

※ワークスチーム・セミワークスチーム・プライベーターチームって?

ワークス(ファクトリーチーム)とはメーカー直々に開発・運営・指揮をするチームの事。

HRC

ホンダは『HRC(ホンダ・レーシング・コーポレーション)』で知名度は高いですね。

対するヤマハは

ヤマハファクトリーレーシング

『ヤマハ・ファクトリー・レーシング』

などなど。

ただワークスといえどスポンサーが付きます。だから参戦する際のチーム名やカラーはメインスポンサーの意向が強く反映される。
MotoGPだとホンダ(HRC)はレプソル・ホンダ。これまた有名ですね。

RC213V

それに対するヤマハ(YFC)はモビスター・ヤマハ・MotoGPなど。

ちなみにモビスターという会社はスペインの携帯電話会社で地元スペインでレーサー育成などもするほどバイクレース界に貢献しています。

ヤマハはメインスポンサーに恵まれないのかコロコロ変わるしここ数年はメインスポンサーイメージカラーが余り濃くないですね。

フィアット・ヤマハ

ちょっと前までスポンサーだったフィアット・ヤマハならピンとくる人が多いかと。

 

さて話を戻して・・・そんなワークスに対してプライベーター(サテライトチーム)というのは個人(企業など)でスポンサーを見つけるなどでお金を調達し、ホンダやヤマハなどが用意したリース車両を使って走っているチームです。リース代は年間3億とも4億とも言われてます。

メーカーが作ってるので信頼性はありますがワークスの様なサポートが無く、最新パーツや最新技術も当然ながらワークスの周回遅れと言った状況。そのためワークスより「遅い」のが一般的です。

セミワークスチームとはワークスとプライベーター(サテライト)の中間的なチームの事です。

 

そんなこんなですがMotoGPにおいてはホンダ・ヤマハ両ワークスのガチンコっぷりは凄まじく、社運を掛けてると言ってもいいくらいの力の入れようで他が全くついて行けないレベルです。

ちなみにこのクラスは2001年まではWGP500ccクラスと呼ばれ2stが大活躍していました。

NSRなどがレーサーレプリカと言われたのはこのクラスの車両(NSR500)のレプリカだったから。

レーサーレプリカ

ココらへんが今のMotoGPとSSとの違いですね。

 

Moto2クラス

モト2クラス

Moto2クラスとはMotoGPが1000ccのプロトタイプマシンなのに対し、入札で決められた一社が用意する600ccエンジン(2018年まではCBR600RRのエンジン)を各々のフレームに積んで走るクラスです。

2st250ccクラスの後釜的なクラスで、このクラスで活躍することでMotoGPへの道が開けるという構図になっています。

みな同じエンジンの半ワンメイクなので腕がモノを言う熱いクラスですね。2019年からはトライアンフの3気筒765ccになります。

 

Moto3クラス

モト3クラス

MotoGPクラスで最も若いクラスのMoto3クラス。

レギュレーションは4st250ccとなっていてワンメイクとはなっていません。

Moto3用のエンジンやフレーム単体で作っているメーカーは何社かありますが、コンプリートマシンを作ってるのはKTMとホンダだけ。

そんなホンダが用意したMoto3用車両がこれ。

NSF250R

その名も「NSF250R」ちなみにエンジンは4st単気筒250cc。

なんだ大したこと無いじゃんと思われるかもしれませんが単気筒ながら48馬力を発揮し、さらに車重が僅か84kgしかなく最高時速は200kmを超えます。

先に行ったとおりコレはMoto3レースに出たい人や練習向けにホンダが用意した車両なので絶賛発売中。ライセンスがあれば誰でも買えます。値段は166万円。安いのか高いのかよく分かりませんね。

いや億単位のMotoGPクラスに比べれば安いし、手が届かない非現実的な金額でもない・・・のかな。

 

他にも昔は350ccクラスや125ccクラス、果ては50ccというクラスまで存在していました。

ちなみにMotoGPのタイヤはミシュランのワンメイク、Moto2とMoto3はダンロップのワンメイクとなっています。

ブリヂストン-バトラックス

世界最高峰のレースでホンダとヤマハという日本メーカー同士が優勝争いをするという日本の誇りの様な状況ですが、そんな状況でもお膝元の日本では人気がないっていうのは何とも皮肉な話ですね。

モーターショー展示とか結構頑張ってアピールしてるんですけどね・・・やっぱり日本人選手が活躍しないと難しいか。

中上選手(MotoGP)の活躍に期待しましょう。

 

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