NSR50/80&NS-1の系譜

MCX50
(AC04)
-since 1982-

MCX50/AC04

「スーパーシティ・カスタム」

ラクーンの実質後継モデルとしてMBX50とほぼ同時期に登場したMCX50/AC04型。

シティバイクだったラクーンよりもアメリカン寄りになりました。

MCX50とRACOON

馬力もMBと同じ7馬力になったので甲高い音を立てながらカッ飛んでいくという有りそうでなかなか無い原付アメリカン。

 

ところで前のページのMBX50で話した通り原付事故の増加で60km/h規制諸々が敷かれ、需要の落ち込みからMCX50もあっという間に消えてしまったわけですが、諸々の理由というのはそれだけではありません。

AC04

今の人からしたら信じられない話だけど、当時の原付(一種)は二段階右折も無かったし、何よりノーヘルでよかった。

ノーヘルで二段階右折もせず時速80km/h出る乗り物なんてそりゃ危ないわって話ですよね。

1984年:60km/h規制
1985年:二段階右折導入
1986年:原付一種のヘルメット着用義務化

という立て続けな原付規制によってゼロハンブームは終息したわけです。

中でもヘルメット着用の義務化は原付ユーザーにとっては致命的だったらしく、ファミバイを含めた原付需要減少の最大の理由はこれだと言われています。

MCX50カタログ写真

今でこそ当たり前なヘルメット着用ですが、当時の原付ユーザーからすると結構イヤだったんでしょう。

ところでいま自転車で同じ様にヘルメット着用義務化の議論が巻き起こってますね。もし自転車もヘルメット着用が義務化されたら次は何処に流れるんでしょう。まあ余計なお世話ですが。

 

主要諸元

全長/幅/高 1885/720/1110mm
シート高 750mm
車軸距離 1220mm
車体重量 86kg(装)
燃料消費率 68.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 7.5L
エンジン 空冷2サイクル単気筒
総排気量 49cc
最高出力 7.0ps/8000rpm
最高トルク 0.65kg-m/7000rpm
変速機 常時噛合式5速リターン
タイヤサイズ 前70/90-19(40P)
後100/90-16(54P)
バッテリー YB3L-A
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
B7ES/B8ES/B9ES
または
W22ES-U/W24ES-U/W27ES-U
推奨オイル Honda純正ウルトラ2スーパー
オイル容量 1.2L
推奨トランスミッションオイル ウルトラU(10W-30)
オイル容量 全容量0.9L
交換時0.8L
スプロケ 前13|後43
チェーン サイズ420|リンク112
車体価格 169,000円(税別)

系譜図

MB50 1979年
MB50/MB-8
(AC01/HC01)
ラクーン 1980年
RACCOON
(AD02)
MBX50 1982年
MBX50/80
(AC03/HC04)
MCX50 1982年
MCX50
(AC04)
NS50F 1987年
NS50F
(AC08)
NSR50 1987年
NSR50/80
(AC10/HC06)
MC18 1991年
NS-1
(AC12)