VTR1000の系譜

VTR1000F
(SC36後期)
-since 2001-

SC36後期

VTR1000Fの後期モデル。

ちなみに下の写真は写真のモデルは海外向けのSUPERHAWK996。

スーパーホーク996

今更だけど国内ではファイヤーストームなのに何でスーパーホークなのかといえば、ファイヤーストームと言えば某スーパーヒーローの登場人物だから。

ツイン=ホークというホンダの伝統もありますけどね。

 

話を戻して・・・この後期モデルは燃料タンクが2L増えてハンドルの垂れ角も見直され若干ツアラー寄りになりました。HISSも新たに装備。

ファイヤーストーム後期

最初にこのFモデルこそVTR1000だと思ってると言ったんですが、それは非常に良く出来てるから。

ツインならでは細身やトルク感はもちろんのこと、ピボットレスフレームのおかげで程よいダルさ。

上手い人が乗ると圧倒的にSPモデルの方が速く走れるだろうけど、恐らく大半の人はこのVTR1000Fの方が速く走れるし扱いやすく感じると思う。

ファイヤーストーム

まあ車名にFコンセプト(オールマイティ)の意味を表すFが付いてるだけの事はあるってことですね。

 

でもキャブモデルだったのが災いして排出ガス規制強化により2007年モデルをもって生産終了となってしまいました。

バラデロ

同じエンジンを積んだXL1000バラテロはFI化して2013年まで売られたんですが・・・。

まあVツインのメイン市場である欧州ではやはりVツインスポーツといえばドゥカティだし、日本では四気筒がステータスだし仕方ないのかな。

これ以上ヒーロー面なVツインバイクは無いんじゃなかろうかと思うくらい性能面だけでなくデザインも纏まりがあって国内での評判も悪くなかったんですけどね・・・。

ファイヤーストームカタログ写真

SPなどでもよく言われる事ですが、本当に(良い意味で)ホンダらしくないバイク・・・だから無くなったのかな。

 

※追伸

ただVTR1000Fの系譜が続かなかった事についてはホンダも既定路線というか分かっていたみたいです。

エンジン設計をされた角さんがまだ絶賛発売中だった当時の時点でこう仰っていました。

SC36カタログ写真

「VTR1000Fの出発点は四気筒と二気筒に乗る人は人種が違うということ。

だからいくら今売れているからといっても二気筒は二気筒・・・VTR1000Fがメジャーになることは無いと思います。

でもそれでいいと思うんですよ。二気筒は四気筒に飽きた人が、四気筒にはないアクセルの開けやすさと低域の不安定さを楽しむ為のマニアックな乗り物。

そしてVTR1000Fはそういう人の為のバイクなんです。」

 

エンジン:水冷4サイクルDOHC2気筒
排気量:996cc
最高出力:
110ps{93ps}
9000rpm{8500rpm}
最大トルク:
9.9kg-m{8.7kg-m}
8500rpm{7000rpm}
車両重量:193kg(乾)

※{}内は国内仕様

系譜図

VTR1000F前期 1997年
VTR1000F(SC36前期)
VTR1000SP-1 2000年
VTR1000SP-1(SC45前期)
VTR1000F後期 2001年
VTR1000F(SC36後期)
VTR1000SP-2 2003年
VTR1000SP-2(SC45後期)

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