Z900の系譜

Z800
(ZR800A)
-since 2012-

Z800

もともとZ750そしてZ750Rの欧州での人気は決して悪くなった。

それなのに何でわざわざ一新してZ800を出したのかというと・・・FZ8に対抗するため(UK Wikipedia参照)。

って書いてあるけどFZ8に限らず過熱化で次々と登場するライバル車に対抗するためでしょうね。

何度も言ってますがこの600~800ccというミドルクラスが欧州でコストパフォーマンスの面から爆発的な人気を呼んでいます。

ただ一言でミドルクラスと言ってもその中でも住み分けがされてる。
600ccはどちらかと言うとコストパフォーマンスでもコストに重きを置いたモデルがメイン。カワサキならER-6ですね。アレも欧州で凄い人気です。

逆にアッパーである800cc近辺のクラスはというと逆にコストパフォーマンスのパフォーマンスに重きを置いたモデルがメイン。このZ750/Z800がそう。

Z800カウルレス

ちなみにFZやGSR等と同じようにZ800も仕様地によってA2免許でも乗れる35kW(47馬力)モデルなどがあります。

もちろん日本に正規で入ってきてる物はフルパワーなのでご安心を。

Z800リア

エンジンが748ccから806ccになったのはボアを広げショートストローク化した為。ついでにサラッと言うとアルミダイキャスト製のメッキシリンダーになってる。

こう聞くと、それまでの扱いやすいZ750よりアグレッシブになってそれまでのチョウドイイZ750から尖ったZ1000寄りになったのかと思うけど、そうではなく従来通りZ750寄りのパワフルかつ扱いやすい性格になっている。

Z800エンジンパフォーマンス

それに加えサスペンションもマウントから見直しが入り靭やかさが増した事で、より街中でも軽快に走れるようになったとのこと。

 

でも個人的に一番はやっぱり文字通りアグレッシブな見た目かな?

Z750と言われるとどうしても”Z1000の弟分”というイメージを持たれる事が多い。
性格は正反対だし中身も結構違ってるからよく知ると単純な兄弟関係ではないというのが分かるんだけど、見た目がZ1000と似ている事からどうしても差別が難しかった。

Z800マットブラック

でも今回このZ800でそれは完全に無くなったと言ってもいいんじゃないかな。

Z1000はZ1000で斜め上の方に猪突猛進して、Z800はベストミドルの道を突き進む。

カワサキの人も言ってたけどもはやZ1000の弟と言うよりZブランドのセンターミドルと言ったほうが正しいですね。

主要諸元

全長/幅/高 2100/800/1050mm
シート高 834mm
車軸距離 1445mm
車体重量 229kg(装)
燃料消費率 -
燃料容量 17.0L
エンジン 水冷4サイクルDOHC4気筒
総排気量 806cc
最高出力 113ps/10200rpm
最高トルク 8.5kg-m/8000rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/70ZR17(58W)
後180/55ZR17(73W)
バッテリー YTX9-BS
プラグ CR9EK
または
U27ETR
推奨オイル カワサキ純正オイルR4/S4/T4
または
MA適合品10W-40
オイル容量 全容量3.8L
交換時3.1L
フィルター交換時3.4L
スプロケ 前15|後45
チェーン サイズ520|リンク114
車体価格 880,000円(税込)

系譜図

Z2 1973年
750RS
(Z2/Z2A)
Z750FOUR 1976年
Z750FOUR
(Z750A4/A5/D1)
Z750FX 1979年
Z750FX
(Z750D2/D3/D4)
Z750GP 1982年
Z750GP
(Z750R)
ZR750J 2004年
Z750/S
(ZR750J/K)
ZR750L 2007年
Z750
(ZR750L)
ZR750N 2011年
Z750R
(ZR750N/P)
ZR800B 2012年
Z800
(ZR800A)
ZR900B 2017年
Z900
(ZR900B)
ZR900B 2017年
Z900RS/CAFE
(ZR900C/E)