イントルーダー400/ブルバード400の系譜

デスペラード400/X/ワインダー(VK52A) -since 1996-

デスペラード400

イントルーダーがブームに今ひとつ乗り切れてない事を受けて僅か二年でモデルチェンジというか追加でニューモデルを出したのがこのデスペラード400。

エンジンはイントルーダー400でボディはデスペラード800と同じでイントルーダー400より更にローロングなワイルド系。

ある意味ではスズキクルーザーとして一番知名度はあるかもしれない。

何故ならクルーザーなのに倒立フォークだから。

デスペラード

何でクルーザーなのに倒立フォーク・・・しかもリアもツインサスで駆動もチェーンドライブ。

 

まだ1980年代頃、日本メーカーがクルーザーをやり始めた頃はネイキッドベースでアップハンにしただけのような俗にいうナンチャッテアメリカンでした。

GSX400L

だから本物のクルーザーを知ってたり求める人達から「何も分かってない」と批判されメーカーもそれを反省。
そしてスティードやドラッグスターといったハーレーになぞる造りに変わり大ヒットしました。当然ながらイントルーダー400もその流れに沿いました。

 

それなのにこのデスペラード400ときたらそれらを無視して倒立フォーク。しかもチェーンドライブにツインショックにキャストホイールというクルーザーのセオリーを完全に無視したレイアウト。

走行性能の高いクルーザーとしてスズキは出したんだけど、結局ジャメリカンと揶揄されていた昔と同じ轍を踏んでしまうことに。

パフォーマンスにうるさいスポーツメーカーの血が騒いだのでしょうか・・・

 

ちなみにビキニカウルとアンダーカウルを付けたデスペラード400Xもありました。

デスペラード400X

さらに97年にはマイナーチェンジでクラストップの38馬力を記録しクルーザーにあるまじき速さを持つ事に。

45度Vツインでも可能な限り馬力を求めるとか流石スズキとしか言いようが無いんですが、そんなものを求めている人はあまり居ない事に気付いたのか1999年には俗にいうクラシックモデル的なワインダーが登場。外装にお金を掛けサスペンションは正立になりました。

 

といってもデスペラード400自体、発売から僅か4年後の2000年に国内販売は終わってたりする・・・人気は言わずもがな。海外では2002年まで売られてたんだけどね。

本当に異端なクルーザーだったんだけど何故か後にブルバードとして復活する。

ちなみにデスペラードとは「ならず者」という意味。もうちょっと何かなかったんだろうか・・・いやそれがいいのか?

エンジン:水冷4サイクルSOHC二気筒
排気量:399cc
最高出力:38ps/8500rpm
最大トルク:3.4kg-m/6000rpm
車両重量:201kg(乾)
※スペックは後期モデル

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系譜図

VK51 1994年
イントルーダー400(VK51)
VK52 1996年
デスペラード400/X/ワインダー(VK52)
VK54 2001年
イントルーダークラシック400(VK54)
VK55 2005年
ブルバード400(VK55)
VK56|VK57 2008年
イントルーダークラシック(VK56)
ブルバード400(VK57A)

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