
そんなスティードに全て掻っ攫われたヤマハだったけど直ぐ反撃とはならなかった。
今にして思うとそれはビラーゴの延長線上ではなく、全てをリファインした新しいオリジナルのクルーザー「ドラッグスター」の設計に取り掛かっていたからだと思う。
クルーザー層は結構細かい造形などを見る目が厳しい。それに応える為にはスティードを模しただけのアメリカンではなく自分たちが思うアメリカンを妥協無く作ったんだろう。
(歴史から見ても追っかけ車種というのは大体3年以内に出るが、DS4はスティード登場から8年も後だしね)
一新された空冷エンジンに専用のロー&ロングフレームで既に完成の域にあるルックス。
さらに目を引いたのが先代ビラーゴとは全く違う剥き出し状態のシャフトドライブとリジッドサスに見えるカンチレバー式スイングアーム(これはスティードが初出だけど)

勿論それだけでなく見た目も拘り、空冷Vツインの鼓動にも拘り、排気音にも拘った。その甲斐あってドラッグスターはデビューと同時に大ヒット。
晩年にはワイドタイヤや大型ヘッドライトなどを装備したクラシックが登場しました。
ちなみにドラッグスターの名前の由来はドラッグレースから来てます。でもドラッグが薬物を連想させるからと欧米では使われてません。
平和な日本だから付けれた名前なんだなあ。
主要諸元
全長/幅/高 | 2340/840/1060mm [2450/930/1105mm] |
シート高 | 660mm [712mm] |
車軸距離 | 1610mm [1625mm] |
車体重量 | 225kg(装) [240kg(装) ] |
燃料消費率 | 43.0km/L [39.0km/L] ※定地走行テスト値 |
燃料容量 | 15L |
エンジン | 空冷4サイクルOHC2気筒 |
総排気量 | 399cc |
最高出力 | 32ps/7500rpm |
最高トルク | 3.3kg-m/6000rpm |
変速機 | 常時噛合式5速リターン |
タイヤサイズ | 前100/90-19(57S) 後170/80-15(77S) [前130/90-16(67S) 後170/80-15(77S)] |
バッテリー | GT12B-4 |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
DPR7EA-9 |
推奨オイル | ヤマルーブプレミアム または スポーツ または スタンダードプラス |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量3.2L 交換時2.6L フィルター交換時2.8L |
スプロケ | – |
チェーン | – |
車体価格 | 649,000円(税別) [669,000円(税別)] ※[]内はクラシック |