XJR400の系譜

XJR400/S/R/R2(4HM)-since 1993-

初代XJR400

1989年、レプリカブーム一辺倒に疲弊していた人たちのハートをガッチリ掴んだZEPHYRという大ヒット車が生まれた。

そこからレプリカブームの影に隠れ冷遇されていたネイキッドにもまた光が当たるようになった。

 

そうなると当然ながら各社がネイキッドを出すのがセオリー・・・なんだけど実はXJR400Rの開発はゼファーが登場する半年前から始まってた。

でも開発者の猪崎さんのインタビューを聞くと凄く格闘したのが分かります。

 

「先輩たちにアドバイスを求めても"ゼファーみたいなバイクを作ればいい"としか言われない。」

 

と漏らしてる辺り、相当なプレッシャーがあったと思う。だってまだ方向性が定まっていない状態でゼファーというネイキッドが出て大成功しちゃったんだから。

このことでヤマハのゼファーを作らないといけないのか考えたんだけど、結局XJR400の目指す道はソレじゃないとしてベンチマークにしたのはゼファーではなくCB-1やBandit400といったスポーツネイキッドだったそうです。

XJR400カタログ

その結果として生まれたのが空冷スポーツネイキッドのXJR400。

深く刻まれたフィンが特徴の空冷エンジンにバルブ挟角64度のDOHC4バルブ。そのおかげで馬力は自主規制値いっぱいの53馬力。平成のXJ400ですね。

1993XJR400カタログ

味付けもXJ400のコンセプトに沿ってて、空冷なのに"回してナンボ"な味付けをしている。

わざとパワーに谷を作り二段階加速をするような特性、そしてサスもそれに合わせ比較的想定域が高めに持ってきているので他社に比べ少し硬い。空冷スポーツを空冷らしく楽しめるように作りこまれてるってわけ。

翌年の1994年にはXJRのトレードマーク状態なオーリンズのリアサスが付いたSモデル。そして1995年にはそれに加えブレンボキャリパーまで奢った豪華版のRが出ました。

1995XJR400R

当然ながら人気が出て水冷スポーツのCB、空冷スポーツのXJRという二大巨塔状態に。

XJR400R2

1996年にはビキニカウルと多機能メーターを付けたR2モデルも出ました。

XJR400R2カタログ

まあコッチはCB400SF ver.Rもそうだったように仲良く不人気車。まず見ること無いかな。

エンジン:空冷4サイクルDOHC4気筒
排気量:399cc
最高出力:53ps/11000rpm
最大トルク:3.5kg-m/9500rpm
車両重量:175kg(乾)

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系譜図

xj400 1980年
XJ400(5M8)
XJ400Z 1981年
XJ400D/Z/SP(5L8)
XJR400 1993年
XJR400/S/R/R2(4HM)
XJR400R 1998年
XJR400R(4HM中期)
XJR400R最終 2003年
XJR400R(4HM最終期)

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