XJR400の系譜

XJR400R(4HM最終期)-since 2003-

XJR400Rファイナル

XJR400Rとしては最後の世代。

マフラーとイグナイターを変更して規制に適応。 さらにイモビライザーを標準装備。

 

まあ皆さんご存知と思いますがXJR400Rはこの代の2007年モデルを最後に無くなりました。最後が2007年ですか、無くなってからもうそんなに経つんですね・・・これは2007年にキャブ車を全滅に追いやるほど厳しくなった排ガス規制があったからで、同じ空冷のゼファーが無くなったようにXJRもカタログ落ちするハメに。

空冷というのは簡単に言うと水冷に比べ熱に厳しいので燃料を濃く出さないといけないんですが、そうすると排ガスも汚くなっちゃうんですね。

何故多く出すのかと言うと、気化潜熱という現象(液体が蒸発する際に周りから熱を奪う現象)を利用しているから。ガソリンが蒸発するときにエンジンの熱を一緒に持って行ってもらうためなんですね。

 

 

でも、これはXJR400Rがカタログ落ちする事になったキッカケであり原因ではないだろうなと思います。

何故ならXJR1300はFI化されて規制後も売られ元気に走ってるから。

XJR1300

規制がグローバル化された今となってはXJR400RもXJR1300も規制値は同じなので出そうと思えば出せるはずです。でもXJR400Rは一向に再販されませんね。

それどころかヤマハは2011年に

「国内専用モデルは売れないからもう作らない。」

とXJR400Rが売れなかったことを根に持ってるかのような声明を出しました。

これは正確に言うと国別専用モデルをやめて世界で売れるグローバルモデルにしていくという事でまあヤマハに限った話ではないですが。

んでまあ400ccのしかもネイキッドというのは実質日本だけの様なクラスなんですが、問題なのは肝心の国内でも売れない。

400cc需要

需要は減る一方で永遠のライバルでもあり400ccの永世王者なCB400もここ数年の400ユーザー激減の煽りを受けています。

 

 

ただその一方で最近になって欧州の方でも空冷のジャパニーズスタンダードバイク(ネイキッド)が売り出される様になりました。

ヤマハではXJR1300(和名XJR1300C)とSR400が売られています。

XJR1300C

日本語読めるのか・・・日本アピールなのか。SR400

続ける為に国内向けなのを無理矢理グローバルモデルにした感もありますが、SRはもともとSR500を欧州で売ってた歴史もあるのでおかしな話ではないですね。

でも兄貴分であるXJR1300と同クラスのSR400が売られているのならXJR400Rが復活しても・・・無いか。

空冷400最速

「空冷400cc最速」

その思いで作られたXJR400/Rでしたが、変動する400需要に付いて行くことが出来ませんでした。それにやはりCB400の壁が厚かったか。

 

よくよく考えると今のところ空冷四気筒の400ccとしては最後のスポーツバイク。

今のところと言いましたがもうこういったバイクは出てこないでしょう。つまり空冷400最速はもう未来永劫XJR400Rですね・・・喜ばしいやら悲しいやら。

エンジン:空冷4サイクルDOHC4気筒
排気量:399cc
最高出力:53ps/11000rpm
最大トルク:3.5kg-m/9500rpm
車両重量:176kg(乾)

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【関連車種】

CB400の系譜
GSR400の系譜
ZRX/ZZR400の系譜

系譜図

xj400 1980年
XJ400(5M8)
XJ400Z 1981年
XJ400D/Z/SP(5L8)
XJR400 1993年
XJR400/S/R/R2(4HM)
XJR400R 1998年
XJR400R(4HM中期)
XJR400R最終 2003年
XJR400R(4HM最終期)

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