「SIMPLE IS THE BEST」
250cc専用設計モデルとして登場したCB250RS。
ホンダは既にホークシリーズにあたる二気筒スーパースポーツCB250T/NやデュアルパーパスもあるXL250Sなどで高い評価とシェア(40%強)を誇っていました。
では何故CB250RSを出したのかというと、250の需要の高まりから250専用設計を武器にしたライトウェイトスポーツがライバルから次々と登場して来たから。
それらに対抗するために作られたのが、同じく250専用設計であるこのCB250RSというわけ。
振動を抑える二軸バランサーを備えつつも超軽量4stデュアルパーパスとして人気を呼んでいたXL250Sのエンジンを高回転寄りにチューニングし、超軽量なダイヤモンドフレームに搭載。
結果、25馬力というツインに匹敵する馬力を持ちながら、乾燥重量では128kgという驚異的な軽さにより二気筒より速い単気筒として人気に。
「軽い、スリム、ヒラヒラ」
というコンセプトを達成させるため、見て分かるようイタズラに虚飾をせずストイックなまでにシンプルで細いのが特徴。
翌1981年には吸排気の見直しで1馬力アップとセルモーターを装備したCB250RS-Zも登場しました。
主要諸元
全長/幅/高 | 2070/770/1100mm [2070/750/1070mm] |
シート高 | – |
車軸距離 | 1360mm [1350mm] |
車体重量 | 139kg(装) [141kg(装)] |
燃料消費率 | 50.0km/L [53.0km/L] ※定地走行テスト値 |
燃料容量 | 13L |
エンジン | 空冷4サイクルOHC単気筒 |
総排気量 | 248cc |
最高出力 | 25ps/8500rpm [26ps/8500rpm] |
最高トルク | 2.2kg-m/7000rpm [2.3kg-m/7000rpm] |
変速機 | 常時噛合式5速リターン |
タイヤサイズ | 前3.00S18-4PR 後4.10S18-4PR |
バッテリー | FB9-B |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
D8EA |
推奨オイル | Honda純正ウルトラG1(10W-30) |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量2.0L |
スプロケ | 前14|後44 |
チェーン | サイズ520|リンク98 |
車体価格 | 298,000円(税別) [328,000円(税別)] ※[]内はCB250RS-Z |