
「街を颯爽とStyle & Impact The Honda Premium Cruiser」
国内受注生産に移管されたゴールドウイングSC68の二年遅れで登場したF6B。
F6Bって何だよって思うわけですがホンダは答えてませんが恐らく
F フラット(水平対向エンジン)
6 六気筒
B バガー
かと。

バガーっていうのは簡単にいえばツアラーを思い思いにカスタムしたスタイルの事。
公式が狙ったのはショートスクリーンやGLから15mmダウンしたシート高などを見ても、シティユースカスタムといった所でしょう。

価格もゴールドウイングからバックレストなど装備を色々と省いてGOLDWINGより20万円ほど安い200万円。
省いたといってもABSやクルコンやオーディオなどは変わらず付いています。

ちなみにこれはフルオプション状態。渋いゴールドウィングみたいですね。
色々と省いているというとケチってるだけの様に聞こえるけど、そのおかげでゴールドウィングより32kgも軽い。

だからサスもそれに合わせて再セッティングされ軽快に走れるようスポーツ寄りに。
GL1800の様なゴテゴテ快適装備は要らないしタンデムもそんなにしないって人には良い・・・というか六気筒エンジンのバイクが税別ながら200万円切る価格ってかなりお買い得かと。
2014年にマイナーチェンジが入り、9馬力アップと省かれていた後退機能とクルーズコントロールが標準搭載されました。
GOLDWING F6C
(SC68)
-since 2014-

「Top End Performance Cruise」
合わせて紹介で申し訳ないですが、F6Bから一年遅れで登場した同じ派生モデルとなるF6C。
またまたF6Cって何だよって思うわけですが今度はホンダさんが発表会でちゃんと言ってました。
F フラット(水平対向エンジン)
6 六気筒
C カスタム
って、これワルキューレと一緒・・・と思ったらアメリカではGOLDWING VALKYRIEという名前でした。

クルーザーモデルの頂点という立ち位置なのを見ても派生というよりワルキューレの後継といった方が正しいのかな。
F6Cは見て分かる通り、F6B以上に装備を徹底的に取り払ったモデルだからゴールドウィングより75kgも軽い。

テーマは見た目通り”マッスル”で、ポジションもデザインに合わせてワイドポジションに変更されています。
ちなみにGOLDWINGの系譜だけありツーリングオプションは変わらず豊富。

これが全部載せなんですが・・・なんか別のバイクみたいですね。
主要諸元
全長/幅/高 | 2605/945/1225mm [2470/940/1150mm] |
シート高 | 735mm |
車軸距離 | 1690mm [1705mm] |
車体重量 | 385kg(装) [342kg(装)] |
燃料消費率 | 21.0km/L [25.0km/L] ※定地走行テスト値 |
燃料容量 | 25L [22L] |
エンジン | 水冷4サイクルOHC水平対向6気筒 |
総排気量 | 1832cc |
最高出力 | 109ps/5500rpm {[118ps/5500rpm]} |
最高トルク | 16.4kg-m/4000rpm {[17.0/4000rpm]} |
変速機 | 常時噛合式5速リターン |
タイヤサイズ | 前130/70R18(63H) 後180/60R16(74H) |
バッテリー | GYZ20L |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
BKR5E-11/BKR6E-11/BKR7E-11 または K16PR-U11/K20PR-U11/K22PR-U11 |
推奨オイル | Honda純正ウルトラG1(SAE10W-30) |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量4.7L 交換時3.8L フィルター交換時3.9L |
スプロケ | – |
チェーン | – |
車体価格 | 1,995,000円 {2,214,000円} [1,998,000円] ※{}内はF6B後期 ※[]内はF6C |