TMAX530の系譜

TMAX
(5GJ)
-since 2001-

初代TMAX

「ニュー・オートマチック・スポーツ」

キングオブビッグスクーターことTMAX

いやでもヤマハは「TMAXはビッグスクーターじゃない!」と言ってて、公式サイトでもスクーターカテゴリじゃなくスポーツバイクカテゴリに入れてるくらいだから怒られるかな。
・・・と思ったらTMAXの主戦場である欧州ではスクーターカテゴリだったりスポーツカテゴリだったり。

まあどっちかは置いといて、ヤマハがTMAXをビッグスクーターじゃないと言う理由はその作りにあります。

まずビッグスクーターといえばフレームはネイキッドのフレームを押し潰した様なダブルクレードルフレームか、太い一本の柱を真ん中に通すバックボーンフレームが普通で原付を思い浮かべてもらうと分かる通りスイングアーム一体型が普通。

TMAX500内部

でもTMAXは並列二気筒エンジンをフレームの一部とするダイヤモンドフレームを採用。これによりビッグスクーターにあるまじきバンク角と剛性、そして軽量を誇っている。そしてフロントフォークもブラケットで懸架されたオートバイタイプ。

もう一つはその駆動方式。一般的にスクーターといえば無段階変速でゴムベルトを回して走る。で、もちろんTMAXも無段階変速なんだけどコッチは最終駆動がチェーン。

チェーン式無段階変速機

ベルト方式に比べ伝達ロスが少なく高速走行も安定する。そしてこのスペースは常にオイルで満たされ密閉されているから基本的にメンテナンスフリーというチェーン駆動とシャフトドライブのイイトコ取りの様な駆動方式。

ここらへんがTMAXをただのスクーターじゃないという理由でしょうか。開発者は「YZF-R5」を目指して作ったらしいです。

XP500

ちなみに年号を見てもらうと分かるけどマジェスティの方が先に出ていて、楽でソコソコ機敏に走れるバイクとして日本は勿論のこと欧州でも予想外のヒットとなった。

そこで体格の大きい人が多いバイク大国の欧州向けに更にスポーツ性を高めたスクーターがTMAX。その狙い通り欧州では今やスポーツコミューターを代表するバイクにまでなったんだけど、日本では・・・まあ排気量の関係で仕方ないね。

2003TMAXブラックエディション

あと皆さん「TMAX」ですよ。「Tech MAX」でTMAX。「T-MAX」でないのでご注意下さい。

余談ですけどグッドデザイン賞の金賞を受賞したバイクでもあります。グッドデザイン賞をバイクが受賞するのは珍しくないんですけど、その中でも金賞を受賞したバイクは国産ではこのTMAXだけなんですよ。

主要諸元

全長/幅/高 2235/775/1235mm
シート高 795mm
車軸距離 1575mm
車体重量 218kg(装)
燃料消費率 30.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 14.0L
エンジン 水冷4サイクルDOHC2気筒
総排気量 499cc
最高出力 38ps/7000rpm
最高トルク 4.5kg-m/5500rpm
変速機 Vベルト
タイヤサイズ 前120/70-14(55S)
後150/70-14(66S)
バッテリー GT9B-4
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
CR7E
推奨オイル ヤマルーブ
プレミアム/スポーツ/スタンダードプラス
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量3.6L
交換時2.8L
フィルター交換時2.9L
スプロケ -
チェーン -
車体価格 740,000円(税別)

系譜図

SJ02J 2001年
TMAX
(5GJ)
SJ04J 2004年
TMAX
(5VU/15B)
SJ08J 2008年
TMAX
(4B5)
SJ12J 2012年
TMAX530
(59C)
2015SJ12J 2015年
TMAX530
(2PW)
2017TMAX 2017年
TMAX530SX/DX
(BX3/BC3)