TMAX(5UV)-since 2004-

二代目TMAX

「より高いライディングプレジャー」

僅か三年足らずでモデルチェンジとなった二代目のTMAX/5UV型。

最初に変更点を上げると

・フロントフォークのインナーチューブ径アップ
・5本スポークホイール
・リアホイールを14インチから15インチへアップ
・フロントWディスクブレーキ化
・前後ラジアルタイヤ化
・FI化と圧縮比の向上
・三元触媒の採用
・新設計デジタルメーター
・パーキングブレーキ

などとなっています。

二代目TMAXカラーバリエーション

この頃もう既にTMAXによって欧州でもビッグスクーターブームが起きててライバル車が数多く出ていたんですが、一番人気キングオブスクーターの座はパイオニアだったTMAXで変わらず。

理由はもちろん初代でも話した通りビッグスクーターの延長線上にいるスポーツモデルではなく、スポーツバイクの延長に居るようなビッグスクーターだったから。

SJ04J

結果としてTMAX人気は留まるところを知らず発売から僅か三年で4万台を超える販売台数を記録。その後も一万台以上/年をコンスタントに売り上げ欧州ヤマハの顔にまで成長しました。

売れるから開発費が掛けられる、開発費が掛けられるから良いモデルが造れるという正のスパイラルに突入したわけですね。

主要諸元
全長/幅/高 2235/775/1235mm
シート高 795mm
車軸距離 1575mm
車体重量 225kg(装)
燃料消費率 27.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 14.0L
エンジン 水冷4サイクルDOHC2気筒
総排気量 499cc
最高出力 38ps/7500rpm
最高トルク 4.6kg-m/4500rpm
変速機 Vベルト
タイヤサイズ 前120/70-14(55H)
後160/60-15(67H)
バッテリー GT9B-4
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
CR7E
推奨オイル ヤマルーブ
プレミアム/スポーツ/スタンダードプラス
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量3.6L
交換時2.8L
フィルター交換時2.9L
スプロケ
チェーン
車体価格 809,000円(税別)
系譜図
SJ02J 2001年
TMAX
(5GJ)
SJ04J 2004年
TMAX
(5VU)
SJ08J 2008年
TMAX
(4B5)
SJ12J 2012年
TMAX530
(59C)
2015SJ12J 2015年
TMAX530
(2PW)
2017TMAX 2017年
TMAX530SX/DX
(BX3/BC3)
2020TMAX 2020年
TMAX560/TECH MAX
(B3T/B7M)

「TMAX(5UV)-since 2004-」への1件のフィードバック

  1. いつも拝見しており、興味深く読み応えのある記事を楽しませていただいております。
    このページのTMAXですが、5UVではなく、5VUかなと思いますのでご確認いただけば幸いです。

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