「より高いライディングプレジャー」
僅か三年足らずでモデルチェンジとなった二代目のTMAX/5UV型。
最初に変更点を上げると
・フロントフォークのインナーチューブ径アップ
・5本スポークホイール
・リアホイールを14インチから15インチへアップ
・フロントWディスクブレーキ化
・前後ラジアルタイヤ化
・FI化と圧縮比の向上
・三元触媒の採用
・新設計デジタルメーター
・パーキングブレーキ
などとなっています。
この頃もう既にTMAXによって欧州でもビッグスクーターブームが起きててライバル車が数多く出ていたんですが、一番人気キングオブスクーターの座はパイオニアだったTMAXで変わらず。
理由はもちろん初代でも話した通りビッグスクーターの延長線上にいるスポーツモデルではなく、スポーツバイクの延長に居るようなビッグスクーターだったから。
結果としてTMAX人気は留まるところを知らず発売から僅か三年で4万台を超える販売台数を記録。その後も一万台以上/年をコンスタントに売り上げ欧州ヤマハの顔にまで成長しました。
売れるから開発費が掛けられる、開発費が掛けられるから良いモデルが造れるという正のスパイラルに突入したわけですね。
全長/幅/高 | 2235/775/1235mm |
シート高 | 795mm |
車軸距離 | 1575mm |
車体重量 | 225kg(装) |
燃料消費率 | 27.0km/L ※定地走行テスト値 |
燃料容量 | 14.0L |
エンジン | 水冷4サイクルDOHC2気筒 |
総排気量 | 499cc |
最高出力 | 38ps/7500rpm |
最高トルク | 4.6kg-m/4500rpm |
変速機 | Vベルト |
タイヤサイズ | 前120/70-14(55H) 後160/60-15(67H) |
バッテリー | GT9B-4 |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
CR7E |
推奨オイル | ヤマルーブ プレミアム/スポーツ/スタンダードプラス |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量3.6L 交換時2.8L フィルター交換時2.9L |
スプロケ | - |
チェーン | - |
車体価格 | 809,000円(税別) |
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2001年 TMAX (5GJ) |
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2004年 TMAX (5VU) |
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2008年 TMAX (4B5) |
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2012年 TMAX530 (59C) |
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2015年 TMAX530 (2PW) |
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2017年 TMAX530SX/DX (BX3/BC3) |
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2020年 TMAX560/TECH MAX (B3T/B7M) |