「プレミアム・カンファタブル・2シーター」
三代目フォルツァであり国産フォルツァとしては現行のMF10。
排気ガス規制強化に伴いフォーサイトから続くエンジンが大幅に維新されました。その名もEvolver-4Vエンジン。
ポートやロッカーアームが見直され4バルブに変更。緩急をつけたインテークにオフセットシリンダーと結構大掛かり。
スペックに現れてないのは排ガス&燃費と振動と中低速の改善がメインだから。だからスペックでいうとそうでもないけど実用域ではハッキリと違いが分かる。
燃費に至っていうと43km/Lは今でもクラストップの低燃費性。実はSiより燃費が良い。
先代との違いとしてエンジン以外で言うと車格が一回り大きくなりました。そのおかげで空力も先代比5%低減。
さて書くことも無いので少し余談。
ほんの数年前の事なのでまだ記憶に新しいと思いますが、2010年頃からビッグスクーターブームに陰りが見え始めましたね。
個人的な見解を述べさせてもらうとビッグスクーターブームって要するにクルーザーブームの延長線上というか派生みたいなものなのかと。
70年代イージーライダーにより起こった第一次クルーザーブーム、90年代にSTEEDを筆頭に起こった第二次クルーザーブーム。そして00年代マジェスティを皮切りに火が付いたビッグスクーター(第三次クルーザー)ブーム。
ビッグスクーターのポジションやカスタム傾向などを見てもらうとわかるのですが、クルーザーと非常に酷似しています。販売の面でもビッグスクーターが売れるのに反比例するようにクルーザーは減り、250クルーザーに至ってはほぼ絶滅してしまいました。
クルーザーではなくビッグスクーターとなったのは比較的メンテナンスフリーでメットインスペースなど実用性も非常に富んでいる。
更にメイン車種が大型ではなく、手が届く250ccという事からかと。
主要諸元
全長/幅/高 | 2185/750/1180mm |
シート高 | 710mm |
車軸距離 | 1545mm |
車体重量 | 196kg(装) [201kg(装)] |
燃料消費率 | 43.0km/L [43.0km/L] ※定地走行テスト値 |
燃料容量 | 12L |
エンジン | 水冷4サイクルOHC単気筒 |
総排気量 | 249cc |
最高出力 | 22ps/7500rpm |
最高トルク | 2.4kg-m/6000rpm |
変速機 | Vマチック [MTモード付きVマチック] |
タイヤサイズ | 前110/90-13(55P) 後140/70-13M(61P) |
バッテリー | FTZ12S または YTZ12S |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
DPR7EA-9 または X22EPR-U9 |
推奨オイル | Honda純正ウルトラE1(10W-30) |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量1.1L 交換時0.9L |
スプロケ | – |
Vベルト | 23100-KVZ-631 |
車体価格 | 651,000円(税別) [660,000円(税別)] ※[]内はZモデル ※ABSは+3kg&50,000円 ※オーディオパッケージは+3kg |