「As I Am -自分らしく-」
排出ガス規制に通すためにFI化とオイルクーラーを装備した新型バンバン200。
さっきも言ったけどエンジンはもともとDJEBEL200に使われていた物、つまり1985年に出たSX200R(更に言うなら1982年のGN125E)。フレームの方も1982年のGN250Eまでたどり着く。
つまり(ST250Eもそうだけど)こう見えてかなりご長寿なバンバン200。
よく排出ガス規制に通ったなと思うんですが、残念なことに値段が上がりました。まあこれは仕方のない話か。
このバンバンの系譜はリクエストされて書いてるわけですが
もし誰かに
「バンバン200と言えば?」
と聞かれたら
「バンバン!」
と答えると思います。
いやまあバルーンタイヤだから砂浜とか悪路をソコソコ走れちゃう走行性能ではあるんですけど、やっぱり”バンバン”なわけですよ。
(写真のバンバンは国外向けのVanVan125)
「バンバン(VanVan)」
っていうのは何か最初に言った気がするけど
“どこでもバンバン走ることができる”
っていう所から取った何とも珍妙なネーミングセンスなわけですが意外と耳に残りますよね。車名を間違って覚えてる人を見たこと無いし。
バンバンはハッキリ言って”スズキのTW”と呼ばれても致し方無いレベルです。
でも
「バンバン?なにそれ?」
とか
「バンバン?あースズキのTWね。」
とか言われませんよね?
バンバンはあくまでもバンバン。
成功して認知された今でこそ何も言われないどころか違和感すら無く話題にも上がらないバイクですが、皆さん冷静になってよく考えてみてください。
「バンバン」
こんなふざけたネーミングの、パンチの効いてる(効き過ぎてる)ネーミングのバイクはそうそうないですよ。
一部では愛くるしいとまで言われる様になってるし。
主要諸元
全長/幅/高 | 2140/865/1125mm |
シート高 | 770mm |
車軸距離 | 1375mm |
車体重量 | 128kg(装) |
燃料消費率 | 51.5km/L ※定地走行テスト値 |
燃料容量 | 6.5L |
エンジン | 空冷4サイクルOHC単気筒 |
総排気量 | 199cc |
最高出力 | 16ps/8000rpm |
最高トルク | 1.5kg-m/6500rpm |
変速機 | 常時噛合式5速リターン |
タイヤサイズ | 前130/80-18(66P) 後180/80-14(78P) |
バッテリー | YTX7L-BS |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
DR8EA または X24ESR-U |
推奨オイル | スズキ純正 エクスター |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量1.4L 交換時0.95L フィルター交換時1.05L |
スプロケ | 前15|後46 |
チェーン | サイズ520|リンク110 |
車体価格 | 397,950円(税別) |