更に二年後にはロングストローク化がされ650となりました。
でも直四で650ccってレースのレギュレーションに合ってませんよね?
直四ミドルSSは600までです。
6Rの様に600との併売かと思いきやそうじゃない・・・一体なぜ650にしたのか?
実は先代のデイトナ600はイギリス国内のレースでは活躍したものの、世界レースでは日本メーカーの600SS勢にコテンパンにされてしまった。
そこでトライアンフは方向転換をしたんです。
「速さが全てのレースに重点を置かず、公道で楽しめるスーパースポーツにしよう。速さだけを追い求めるのはノンセンス。」
そしてその結果ロングストローク化によりレースに出場することが出来なくなった反面、乗りやすさが増しました。
この転機が後に675という名車が生まれるんですね。
いやはやしかしコレはコレで見れば見るほど癖になるデザインだな。
エンジン:水冷4サイクルDOHC4気筒
排気量:646cc
最高出力:
112ps/12500rpm
最大トルク:
6.9kg-m/11500rpm
車両重量:165kg(乾)