ZX-10Rの系譜

ZX-10R
(ZX1000D)
-since 2006-

06ZX-10R

「異次元の領域へ」

10Rもスーパースポーツの例に漏れず二年でモデルチェンジとなりD型となった二代目。

カットモデル

とりあえず倍速ジェネレーターが廃止されましたが、まあそれより目につくのがセンターアップマフラーの採用です。

先代では否定的な意見をしていたので

「言ってる事と、やってる事が違う」

と思うかもしれませんが、これには切実な理由があるんです。

ZX1000D

それは前モデルのC型があまりにも挑戦的過ぎて

「カワサキのSSは難しい」

というイメージが蔓延し、敬遠する人が多かったから。

 

D型はそれらを払拭するためのモデルチェンジ。

オーリンズ

だからキャッチーなセンターアップマフラーが採用されたわけです。

もちろん見た目だけでなく、ハンドリングを中心に大規模な見直しが入っています。

ステアリングヘッドを少し前に出し、スイングアームピボットを少し後退。

ZX1000Dボディ

これのおかげで

「先代C型は何だったのか」

と言われるほど非常にニュートラルで従順なSSに仕上がっています。

他にも6本スポークホイールやマスターシリンダーのラジアル化。

オーリンズステアリングダンパー

そして驚くは泣く子も黙るオーリンズ製ステアリングダンパーを標準装備。

 

大変貌したのは中身だけでなく顔もそう。

クラス最高レベルのエアロダイナミクスを実現したと言っているように、デザイン面では角が落とされ丸い形状になりました。

06ZX-10R顔

ライトもマルチリフレクターからプロジェクター式へ変わり、性格にあった優しく可愛い顔つきに。

と見せつつ、違う角度から見ると凛々しく見えたりもする能面のような面白い顔をしています。

ZX1000D顔

写真ではどうやっても可愛く見えてしまうのが玉にキズなんだけどね。

主要諸元

全長/幅/高 2065/705/1130mm
シート高 825mm
車軸距離 1390mm
車体重量 175kg(乾)
燃料消費率 -
燃料容量 17.0L
エンジン 水冷4サイクルDOHC4気筒
総排気量 998cc
最高出力 164ps/10000rpm
最高トルク 11.7kg-m/9500rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/70ZR17(58W)
後190/55ZR17(75W)
バッテリー YT12B-BS
プラグ CR9EIA-9
推奨オイル カワサキ純正オイルR4/S4
または
MA適合品SAE10W-40
オイル容量 全容量4.0L
交換時3.2L
フィルター交換時3.7L
スプロケ 前17|後40
チェーン サイズ525|リンク108
車体価格 1,260,000円(税別)
※スペックはマレーシア仕様

系譜図

GPZ750R 1986年
GPX750R
(ZX750F)
ZXR750 1989年
ZXR750
(ZX750H/J/L)
1996ZX-9R 1994年
ZX-9R
(ZX900B)
1998ZX-9R 1998年
ZX-9R
(ZX900C/D)
2000ZX-9R

2000年
ZX-9R
(ZX900E)

2002ZX-9R 2002年
ZX-9R
(ZX900F)
2004ZX-10R 2004年
ZX-10R
(ZX1000C)
2006ZX-10R 2006年
ZX-10R
(ZX1000D)
2008ZX-10R 2008年
ZX-10R
(ZX1000E)
2010ZX-10R 2010年
ZX-10R
(ZX1000F)
2011ZX-10R 2011年
ZX-10R
(ZX1000J/K)
2016ZX-10R 2016年
ZX-10R/RR/SE
(ZX1000R/S/Z/C)
2019ZX-10R 2019年
ZX-10R/RR/SE
(ZX1002E/G/H)