実に12年ぶりに復活を遂げたアドレス110
2st時代はアドレスの上位モデル的な立ち位置だったけど今回は逆で廉価版アドレスといった立ち位置。
だからアドレスV125とは併売。スズキは併売を多用しますね。
まあV125は台湾製で中国や台湾や日本向けで、110はインドネシア製でインドをメインとしたASEANがメイン市場なんですけども。
でも廉価版と言ってもスズキ初となる新設計エコエンジンのSEP(スズキ・エコ・パフォーマンス)でカタログ燃費は50km超という低燃費っぷり。
これは同クラスで猛威を奮っているPCXとほぼ互角の燃費。
ライバル車達と違って110はアイドリングストップ機能を持っていないのにこの燃費は驚異的。
更にアドレスの弱点の一つだったメットイン容量の少なさも110では改善され大容量に。
V125の弱点を潰したようなアドレスですね。
主要諸元
全長/幅/高 | 1845/665/1095mm |
シート高 | 755mm |
車軸距離 | 1235mm |
車体重量 | 99kg(装) |
燃料消費率 | 53.0km/L ※定地走行テスト値 |
燃料容量 | 5.2L |
エンジン | 空冷4サイクルSOHC単気筒 |
総排気量 | 112cc |
最高出力 | 9.1ps/8000rpm |
最高トルク | 0.88kg-m/6000rpm |
変速機 | Vベルト |
タイヤサイズ | 前80/90-14(40P) 後90/90-14(46P) |
バッテリー | YTX7L-BS |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
CPR7EA-9 または U22EPR9 |
推奨オイル | – |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量0.8L 交換時0.65L フィルター交換時0.7L |
ベルト | 27601-16F12 |
車体価格 | 198,000円(税別) |
2年前からこれに乗って通勤しています。スクーターというものが、こんなに良いものとは思いませんでした。大型も中型も50ccも所有していますが全てMTですので、ATはこれが初めてでした。
実に気軽かつ手軽に乗れるので、休日のちょっとした買い物や用事は、すべてこれで済ませるようになりました。乗り味が安っぽいのは、もともと安価なバイクだから当たり前で気になりません。
製造終了が惜しまれるなあと思っていたら、入れ替わりでDio110ベーシックが発売されました。さすがホンダ、抜け目ないわw。
今まで散々色々なバイクに乗って来ました。
その中でもベストハンドリングはこいつでした。