
不評だったゴツゴツ顔をやめてスタイリッシュになり車名にVが付いたアドレスV50
(厳密に言うと無印と併売された派生モデルがVの始まり)
V50といえば今でも続いてるけど初代は4stではなく2stのこのモデル。
今回はV125の系譜だからV50はちょっと省略させてもらうけど、V50はここからずっと今でも続いています。
そしてV125の系譜はこのモデルがスタートと言えると思う。
V50に一本化された後にVチューンというスポーツモデルが出たんだけど、ソッチばっかり売れるもんだから派生だったはずのVチューンのみの販売になっちゃった。
もともとアドレス50は50ccにしては車体が少し大きかった。振り返ってみるとこの50を作った87年の時点で「50の車体に100を積む」という荒業を考えていたんだね。
主要諸元
| 全長/幅/高 | 1730/635/1000mm | 
| シート高 | – | 
| 車軸距離 | 1205mm | 
| 車体重量 | 73kg(装) | 
| 燃料消費率 | – | 
| 燃料容量 | 4.8L | 
| エンジン | 空冷2サイクル単気筒 | 
| 総排気量 | 49cc | 
| 最高出力 | 7.2ps/7000rpm | 
| 最高トルク | 0.75kg-m/6500rpm | 
| 変速機 | Vベルト | 
| タイヤサイズ | 前80/90-10 後90/90-10 | 
| バッテリー | FT4L-BS | 
| プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 | BPR5HS | 
| 推奨オイル | スズキ純正オイル | 
| オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに | 全容量0.7L | 
| ベルト | 27601-25E00 | 
| 車体価格 | 156,000円(税別) ※スペックはVチューン | 
 
	








Addressの系譜と言えばSepiaも取り上げていただきたい。外側になっちゃう?
頃は198X年、HY戦争があった。地は裂け水は枯れ、あらゆるバイクメーカーが絶滅した・・・訳ではなく、あおりを受けまくったスズキは1989年発売のSepiaの宣伝に井森美幸氏を採用。全面的に井森氏の魅力を・・・いや、Sepiaの魅力をアピール。
井森氏もスズキもいまだ第一線でご活躍中。ポッと出の訳が分からないアイドルを採用しない所がさすがスズキ。
でも、「Sepiaと言えば井森氏が・・・」と言っても最近の人達には通じない(分かってもらえない)のが悲しい。これも時代か。