Bandit1250/S(GW72A)-since 2007-

2007年式バンディット1250

「フルバンクで行く週末」

先代と入れ替わる様に登場した新世代のバンディットことbandit1250のGW72A型。

最大の特徴は何と言っても水冷になったこと。

バンディット1250エンジン

わざわざバンディットの為だけに造った専用開発エンジン。

先代よりもストロークが5mm長く、シリンダーもメッキ化し圧縮比もアップ。

そして微振動を打ち消すバランサーを搭載していながら『10.9kg-m/3500rpm』という太いトルクを発生。

GW72Aエンジン

もちろんFI化とデュアルスロットルバルブSDTV(Suzuki Dual Throttle Valve)という新技術搭載で非常に調教されたスムーズさ。

見た目はほとんど同じなんだけど先代までの1200とこの1250は本当に別物です。

先代が古き良きゴリゴリ感があったのに対し、このモデルは本当にスムーズでヒュンヒュン回る。皆さんが漠然と思う油冷(空冷)と水冷のイメージをそのまま研ぎ澄ましたような形。

Bandit1250とBandit1250S

ちなみにみんな丸目バンディットを見たことが無い事からも分かるように人気はSに集中し、丸目モデルは発売から二年ほどでラインナップから消えました。

と思ったら2011年からイメチェンして再登場。

2011年式Bandit1250

グラディウスっぽいヘッドライドに新デザインのフレームネックカバー。

更にブラックアウトエンジン(※以降の全モデル)やクリアレンズに専用テールなど色々と手が加えられましたが・・・反対に人気を呼んだのが同時期に発売されたFモデル。

Bandit1250F

GSX-Rかと見紛うルックスのフルカウルモデルです。ちなみに北米などでは名前もGSX1250F。

こちらはバーハンの楽ちんGSX-R1250の様なものなのでコンスタントに1000台/年ほどの人気を獲得。

無印ネイキッドには申し訳ないけど、この偏り方バンディットのコンセプトと人気の理由をよく表していますよね。

Bandit1250S

「ビッグネイキッドに必要なのは優れたオールラウンド性」

っていう。

主要諸元
全長/幅/高 2130/790/1095mm
[2130/790/1235mm]
{2130/790/1245mm}
シート高 790~810mm
車軸距離 1480mm
車体重量 250kg(装)
[252kg(装)]
{256kg(装)}
燃料消費率 27.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 19.0L
エンジン 水冷4サイクルDOHC4気筒
総排気量 1254cc
最高出力 100ps/7500rpm
最高トルク 10.9kg-m/3500rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/70-17(58W)
後180/55-17(73W)
バッテリー FT12A-BS
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
CR6E/CR7E
または
U20ESR-N/U22ESR-N
推奨オイル スズキ純正
エクスター
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量3.7L
交換時3.0L
フィルター交換時3.5L
スプロケ 前18|後41
チェーン サイズ530|リンク116
車体価格 950,000円(税別)
[980,000円(税別)]
{1,040,000円(税別)]
※[]内はバンディット1250S
※{}内はバンディット1250F
系譜図
GSF12001995年
GSF1200/S
(GV75A/B)
イナズマ12001998年
INAZUMA1200
(GV76A)
Bandit1200/S2000年
Bandit1200
(GV77A)
2006Bandit1200/S2006年
Bandit1200/S
(GV79A)
Bandit1250/S2007年
Bandit1250/S/F
(GW72A)
Bandit1250後期2015年
Bandit1250/S/F
(GW72A後期)

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