GSX1100S KATANA(SD)-since 1983-

1983年式GSX1100S

二型になるSDは青いストライプモデルと赤銀の2モデル。

それまでの星形から他のモデルと同じ6本スポークホイールになり、エンジン周りをブラック塗装に。

細かい所で言うと、シート材質の変更やエンジンハンガー、エンジンヘッドカバー等も変更されています。

更に後期モデルではオルタネーターを大型化。その為、同じSDでも前期と後期ではフィーリングが若干違う。まあ乗り比べてみない分からないレベルでしょうが。

ちなみに上の写真のシルバーに青のストライプが入ったモデルがEU仕様。

1983年式GSX1100S赤

こっちの赤ストライプが入ったのがUS仕様です。

フランス向けにはスポークホイール仕様もありました。

KATANA スポークホイールモデル

これは初年度モデルですけどね。

GSX1100S KATANA
(SE)
-since 1984-

SE型

合わせて紹介で申し訳ないですが、84年モデルのSE型。

SD型との違いはカラーリングのみ。

俗にいう赤カタナの定番カラーで人気だった為か84~86年の三年間はこの一色のみ。

ちなみにこの頃になると逆輸入が活発化した為か価格もだいぶ落ち着いてきて100万円ちょっと出せば買えるようになりました。まあそれでも当時としてはかなり高い方ですけどね。

ところでGSX1100S KATANAは欧州向けでは

『Space invader(宇宙人)』

というキャッチコピーが与えられていましたが・・・スペースインベーダーっていえばゲームのアレですよね。

偶然の一致かと思いきやどうもワザと被せていたよう。

GSX1100Sスペースインベーダー

当時イギリスを筆頭に社会現象になっていたからなのか、カタナにコスモを感じたのかは分かりません。

主要諸元
全長/幅/高 2260/715/1205mm
シート高 775mm
車軸距離 1520mm
車体重量 232kg(乾)
燃料消費率
燃料容量 22.0L
エンジン 空冷4サイクルDOHC四気筒
総排気量 1075cc
最高出力 111ps/8500rpm
最高トルク 9.8kg-m/6500rpm
変速機 常時噛合式5速リターン
タイヤサイズ 前3.50-19(57V)
後4.50-17(67V)
バッテリー YB14L-A2
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
DR8EA
推奨オイル スズキ純正
エクスター
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量4.2L
交換時3.2L
フィルター交換時3.6L
スプロケ 前15|後42
チェーン サイズ630|リンク96
車体価格
系譜図
GSX1100E 1979年
GSX1100E
GSX1100SX 1981年
GSX1100S
KATANA Prototype
(SX)
GSX1100SZ

1982年
GSX1100S
KATANA
(SZ)

GSX1100SD

1983年
GSX1100S
KATANA
(SD/SE)

GSX1100SAE

1987年
GSX1100S
KATANA
(SAE/SBE)

GSX1100SL_SM 1990年
GSX1100S
KATANA/Anniversary
(SM/SL/SSL)
GSX1100SR

1994年
GSX1100S
KATANA
(SR)

GSX1100SY

2000年
GSX1100S
KATANA
FINAL EDITINON
(SY)

katana

2019年
GSX1000S
KATANA
(GT79B)

「GSX1100S KATANA(SD)-since 1983-」への1件のフィードバック

  1. 「ちなみに上の写真のシルバーに青のストライプが入ったモデルがEU仕様。

    こっちの赤ストライプが入ったのがUS仕様です。」
    は間違いです。
    EU仕様には赤も青も有ります。
    北米仕様は、青が1100、赤が750と、排気量で分けられ、サイドの前後にサイドリフレクター(前はオレンジ、リアは赤)が装備されました。

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