二型になるSDは青いストライプモデルと赤銀の2モデル。
それまでの星形から他のモデルと同じ6本スポークホイールになり、エンジン周りをブラック塗装に。
細かい所で言うと、シート材質の変更やエンジンハンガー、エンジンヘッドカバー等も変更されています。
更に後期モデルではオルタネーターを大型化。その為、同じSDでも前期と後期ではフィーリングが若干違う。まあ乗り比べてみない分からないレベルでしょうが。
ちなみに上の写真のシルバーに青のストライプが入ったモデルがEU仕様。
こっちの赤ストライプが入ったのがUS仕様です。
フランス向けにはスポークホイール仕様もありました。
これは初年度モデルですけどね。
GSX1100S KATANA
(SE)
-since 1984-
合わせて紹介で申し訳ないですが、84年モデルのSE型。
SD型との違いはカラーリングのみ。
俗にいう赤カタナの定番カラーで人気だった為か84~86年の三年間はこの一色のみ。
ちなみにこの頃になると逆輸入が活発化した為か価格もだいぶ落ち着いてきて100万円ちょっと出せば買えるようになりました。まあそれでも当時としてはかなり高い方ですけどね。
ところでGSX1100S KATANAは欧州向けでは
『Space invader(宇宙人)』
というキャッチコピーが与えられていましたが・・・スペースインベーダーっていえばゲームのアレですよね。
偶然の一致かと思いきやどうもワザと被せていたよう。
当時イギリスを筆頭に社会現象になっていたからなのか、カタナにコスモを感じたのかは分かりません。
主要諸元
全長/幅/高 | 2260/715/1205mm |
シート高 | 775mm |
車軸距離 | 1520mm |
車体重量 | 232kg(乾) |
燃料消費率 | – |
燃料容量 | 22.0L |
エンジン | 空冷4サイクルDOHC四気筒 |
総排気量 | 1075cc |
最高出力 | 111ps/8500rpm |
最高トルク | 9.8kg-m/6500rpm |
変速機 | 常時噛合式5速リターン |
タイヤサイズ | 前3.50-19(57V) 後4.50-17(67V) |
バッテリー | YB14L-A2 |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
DR8EA |
推奨オイル | スズキ純正 エクスター |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量4.2L 交換時3.2L フィルター交換時3.6L |
スプロケ | 前15|後42 |
チェーン | サイズ630|リンク96 |
車体価格 | – |
「ちなみに上の写真のシルバーに青のストライプが入ったモデルがEU仕様。
こっちの赤ストライプが入ったのがUS仕様です。」
は間違いです。
EU仕様には赤も青も有ります。
北米仕様は、青が1100、赤が750と、排気量で分けられ、サイドの前後にサイドリフレクター(前はオレンジ、リアは赤)が装備されました。