GSX1100Sカタナの系譜

GSX1100S KATANA Prototype -since 1980-

GSX1100SX

「ケルンの衝撃」
ドイツのモーターショーであるケルンショーにてお披露目され、一躍話題となったGSX1100S KATANAのモーターショーモデル。

GSX1100SKATANAスケッチ

ハンス・ムート(とその仲間)というBMWに専属していた工業デザイン会社にデザインを要請。

こうなった経緯もまた面白くて、「バイク豆知識:ポルシェデザインのSRがある」にも書いてあるのですが、1979年にドイツのバイク誌が主催した

「Alternatives Motorrad Konzept(これからの二輪)」

というデザインコンペ大会がキッカケ。

スズキはRE-5のデザインを担当された巨匠ジウジアーロに依頼し挑んだわけですが、そこでMVアグスタから依頼され作られたターゲットデザインのバイクに衝撃を受けます。

ターゲットデザインMV750S

デザイン面で他社に遅れを取っていたスズキは、これこそ新しいデザインだとしてあの手この手でターゲットデザインに接触しデザインを依頼。これがカタナの始まりです。

 

そして互いに

「こちら(スズキ)はデザインの邪魔は極力しない。だから、そちら(ターゲット)もデザインが機能の邪魔をするのは極力やめて欲しい」

と言う約束の元にデザインされたのがカタナです。

GSX1100Sラフスケッチ

このショーモデルを発表した途端にスズキ本社に発売時期を問い合わせる電話が延々と掛かって来たらしく、 この反応でスズキはイケると踏んだのか一年足らずで市販化という驚異的なスピードで発売。

本来ならハンス・ムートが所属するターゲットデザインの手柄となるハズだったんですが、スズキが「ハンス・ムートデザイン」を謳い文句にしたためハンス・ムートは会社での立場を失い追い出されるという・・・。

ちなみにショーモデルではビモータ製の4-1マフラーですが市販モデルは4-2-2になっています。

ハンス・ムート

GSX1100S KATANA誕生に関してちょっと面白いのが、目指したバイクは「イタリアンスーパースポーツ」という事。
ハンス・ムートさんはドイツ人、所属していたBMWもご存知ドイツメーカー、製造は日本で、デザインもイタリアのイの字もない・・・正に化学反応のようにして生まれたバイク。

※コンセプトの為スペックは無し

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系譜図

GSX1100E 1979年
GSX1100E(T)
GSX1100SX 1981年
GSX1100S Prototype(SX)
GSX1100SZ 1982年
GSX1100S KATANA(SZ)
GSX1100SD 1983年
GSX1100S KATANA(SD/SE)
GSX1100SAE 1987年
GSX1100S KATANA(SAE/SBE)
GSX1100SL_SM 1990年
GSX1100S KATANA
Anniversary(SM/SL/SSL)
GSX1100SR 1994年
GSX1100S KATANA(SR)
GSX1100SY 2000年
GSX1100S KATANA
FINAL EDITINON (SY)

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