TZR250の系譜

DX250/PRO
-since 1971-

DX250

1971にモデルチェンジされたDX250とディスクブレーキ版のDX250プロ。

5ポートエンジンによって30馬力となったエンジンと六速ミッションが特徴。

 

RD250
-since 1973-

RD250

更に2年後にはRD250でモデルチェンジされました。

 

・・・と、ここまで駆け足で紹介してきましたが恐らく多くの人はピンと来ないかと思います。

決して人気が無かったわけではなく、それどころか世界中で成功した名車なんですが、この頃のヤマハといえばトレールがブイブイ(死語)言わせていたから。

DTシリーズって聞いたことある人も多いでしょう。あれです。だからちょっと影が薄いというか、何というか。

そしてもう一つ

1975RD250

「RD250ってこんな形だったっけ」

と思う人もいるかと。

恐らく多くの人が思うRDは1979年の最終モデル(3N4)でしょう。

1979RD250

丸みを帯びたデザインと当時としては最先端だったキャストホイールを装着したモデル。

纏まりの良さを見れば分かる通り、非常に人気が出ました。

そしてそして、この流れを組んだ後継が風前の灯火だった2st界に新たな火種・・・というか火焔を巻き起こす事になるんですね。

主要諸元

全長/幅/高 2040/835/1085mm
シート高 790mm
車軸距離 1320mm
車体重量 138kg(乾)
燃料消費率 -
燃料容量 16.0L
エンジン 空冷2サイクル二気筒
総排気量 247cc
最高出力 30ps/7500rpm
最高トルク 2.92kg-m/7000rpm
変速機 常時噛合式5速リターン
タイヤサイズ 前3.00-18
後3.25-18
バッテリー  
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
-
推奨オイル オートルーブ
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
-
スプロケ -
チェーン -
車体価格 196,000円(税別)
※スペックはDX250

系譜図

YDS 1959年
YDS/DSシリーズ
RD250 1973年
DX250
RD250
シリーズ
4L3 1980年
RZ250/R/RR
(4L3/29L/1AR/1XG/3HM/51L)
1KT 1985年
TZR250
(1KT/2XT)
3MA 1989年
TZR250/SP
(3MA)
R1-Z 1990年
R1-Z
(3XC)
3XV 1991年
TZR250R
/SP/RS/SPR
(3XV)