DIO/SR/ZX(AF27/AF28)-since 1990-

スーパーディオ

「ザ ストリート スタンダード」

二代目となる本家ディオ改めスーパーディオ/AF27型。

何がスーパーになったのかというと

・5.4馬力→6.8馬力
・燃料タンク4L→5L
・オイルタンク0.8L→1.2L
・ツインフォーカスライト標準装備
・MFバッテリー標準装備
・プッシュキャンセルウィンカー

などなど。

ただし実はこのスーパーディオ、翌年に更なるスーパー化をします。

AF27アクセサリー

翌91年に先代でも好評だったディスクブレーキ装備のSR/AF28型が登場したから・・・ではありません。

実はこのSRが出て少しした頃にディオはエンジンに変更が加えられたんです。変更が加わった部分はストローク運動を受け止めて回転運動に変換する棒であるクランク軸。

クランクシャフト

91年モデルから(SRは出て数カ月後から)クランク軸が12mmから14mmへ一回り太くなったんです。

これが何をもたらすのかと言うとズバリ強度の向上。言い換えるならばチューニングキャパシティの増加。

これによってディオは

「速い、カッコイイ、そして弄れる」

と三拍子揃った原付へと進化。縦型エンジンのおかげで潜る必要がほぼ無いほどの整備性の良さも相まってディオマニア達の間では

『縦ディオ』

として今でも非常に人気があったりします。

そしてそして忘れてはならないのが1992年、原付小僧なら誰もが憧れたZX/AF28型が登場。

AF28

SRにテールスポイラーを付けただけかと思いきや

・シリンダー
・キャブレター
・マフラー

を新設計し更にワイドレシオ化。これにより30km/hを過ぎてから本領発揮するスポーツ性能を獲得。

ちなみに読み方はゼッペケとかゼットエックスとか言われていますが

「ジーエックス」

が公式の読み方です。

主要諸元
全長/幅/高 1640/615/995mm
{1640/625/995mm}
[1650/630/1005mm]
シート高 700mm
{700mm}
[715mm]
車軸距離 1145mm
{1145mm}
[1150mm]
車体重量 68kg(装)
{70kg(装)}
[71kg(装)]
燃料消費率 48.5km/L
{48.5km/L}
[46.9km/L]
※定地走行テスト値
燃料容量 5.0L
エンジン 空冷2サイクル単気筒
総排気量 49cc
最高出力 6.8ps/7000rpm
{6.8ps/7000rpm}
[7.0ps/7000rpm]
最高トルク 0.73kg-m/6500rpm
[0.74kg-m/6750rpm]
変速機 無段階変速機(Vマチック)
タイヤサイズ 前後3.00-10-42J
バッテリー YT4L-BS
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
BR6HSA
推奨オイル ウルトラ2スーパー
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
1.2L
Vベルト 23100-GG2-750
車体価格 134,000円(税別)
{145,000円(税別)}
[159,000円(税別)]
※{}内はSR/AF28
※[]内はZX/AF28
系譜図
DJ-11985年
DJ-1/R/L/RR
(AF12/AF19)
AF181988年
DIO/SR
(AF18/AF25)
Gダッシュ1989年
G’
(AF23)
AF271990年
DIO/SR/ZX
(AF27/28)
AF341994年
DIO/SR/ZX/J/S
(AF34/AF35)
AF562001年
DIO/Z4/DX
(AF56/AF57/AF63)
AF622003年
DIO
(AF62/AF68)
JF312011年
DIO110
(JF31)
JF582015年
DIO
(JF58)

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