「Fight or Sleep!」
Rモデルに一本化された第二世代のXJR400Rの4HM9~型。
・燃料タンクが+2Lされて20L
・フォークガード
・多機能メーター
・跳ね上がったテールカウル
・マルチリフレクターテールライト
・新設計シート
などなど。
改良は多岐にわたりました。
ちなみにシルバー塗装エンジンも特徴なんですが、これは最初の数年だけで再びブラック化。
さて少し話が逸れますが、XJR400はライバル車に対しサスが硬めに設定されています。
これは早い話がXJR400Rがスポーツネイキッドだから。
先のページでも話したと思いますが、XJR400Rは”わざと”トルクの谷を設けている。これはスポーツフィーリングを高めるため。
そしてその最高のスポーツフィーリングを活かすため、最高のスポーツフィーリングを台無しにしない為にサスペンションが高めに設定されているんです。
当然ながら回さない走り方だと乗り心地が硬い、そのかわり回して走るとそれがピタッとハマる。
それを空冷エンジンの街乗りメインのネイキッドで、発売前のテストでも硬いと言われたにも関わらず譲らず貫いたわけです。
主要諸元
全長/幅/高 | 2085/735/1090mm |
シート高 | 760mm |
車軸距離 | 1435mm |
車体重量 | 201kg(装) |
燃料消費率 | 41.0km/L ※定地走行テスト値 |
燃料容量 | 20.0L |
エンジン | 空冷4サイクルDOHC四気筒 |
総排気量 | 399cc |
最高出力 | 53ps/11000rpm |
最高トルク | 3.6kg-m/9500rpm |
変速機 | 常時噛合式6速リターン |
タイヤサイズ | 前110/70-17(54H) 後150/70-17(69H) |
バッテリー | GTX9-BS または TYX9-BS |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
CR9E |
推奨オイル | ヤマルーブ プレミアム/スポーツ/スタンダードプラス |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量2.8L 交換時2.0L フィルター交換時2.4L |
スプロケ | 前15|後45 |
チェーン | サイズ520|リンク110 |
車体価格 | 599,000円(税別) |