
カタナシリーズでも最後発のGSX400S KATANA
スズキは中型(~400cc)のカタナを出す考えは無かったんだけど400ライダーのいつまで経っても冷めない熱い要望に応える形で発売。
なんと1100や750の発売から10年後という驚きの遅さ。さらに驚きなのが結構売れた事。
考えてみてください。
いくら1100が伝説と化していたからと言っても十年前にヒットしたバイクのスケールダウンモデルですよ。

それでも売れた。
併売されていたバンディットが先細っていくこととは対照的に99年に販売終了するまで。カタナブランド恐るべしですね。
まあ特に400は最後発なだけあって一番1100に近いというかデザインがまとまっててカッコイイもんね。
でもスズキは内心複雑だったんじゃないのかな。その後のラインナップを見ても納得はしてなかった事が伺える。
カタナに限った話でもなく四輪なんかでもそうだけど、復刻を希望する声はよく聞くけどほとんど復刻されませんよね?
それは何故かと言うとあるメーカーの方がインタビューで言ってたんですが、昔の物を出す復刻っていう商売はメーカーからしたら”負け”なんだそうです。
過去の遺産に手を出していると新しいものが何も生み出せなくなるとか何とか。要するに後ろを向いちゃだめって事ですね。もちろん規制やコストの問題もあるでしょうけど。

まあそれでも出たカタナはそれだけ凄い影響力を持っていたって事です。
主要諸元
| 全長/幅/高 | 2060/700/1150mm |
| シート高 | 750mm |
| 車軸距離 | 1430mm |
| 車体重量 | 182kg(乾) |
| 燃料消費率 | – |
| 燃料容量 | 17.0L |
| エンジン | 水冷4サイクルDOHC4気筒 |
| 総排気量 | 398cc |
| 最高出力 | 53ps/10500rpm |
| 最高トルク | 3.8kg-m/9500rpm |
| 変速機 | 常時噛合式6速リターン |
| タイヤサイズ | 前100/80-18(53H) 後140/70-17(66H) |
| バッテリー | YTX9-BS |
| プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
CR8E または U24ESR-N |
| 推奨オイル | スズキ純正 エクスター |
| オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量3.2L 交換時2.7L フィルター交換時2.9L |
| スプロケ | 前14|後50 |
| チェーン | サイズ525|リンク116 |
| 車体価格 | 659,000円(税別) |









