CBR1000RRの系譜

CBR900RR
(SC28後期)
-since 1994-

SC28後期

「IT'S HOT」

わずか二年でモデルチェンジとなったSC28の後期型。

丸目二眼だったヘッドライトが一枚ものカバーに収めたタイガーアイになったのが最大の特徴です。

タイガーアイ

更に追加されたカラーリングもアーバンタイガーという熱いタイガー推し。

欧州向けCBR1000RR(SC59後期)で復刻されたのを見ても好評だったんでしょうね。

 

営業や市場の要求をほぼ蹴って造ったにも関わらず本人も驚くほどのヒットを飛ばしたCBR900RRだったんですが、皮肉な事に人気車種となった事で

「二人乗りをもっと快適に、長距離をもっと楽に」

と、要求は更に酷くなってしまったそう。

1994CBR900RR

で、実際どういう変更をしたのかというと、フロントフォークに圧縮側アジャスタの追加。

そしてカウルステーのアルミ化や、マグネシウムヘッドカバーなどなど。

タイガーアイにした理由もそうですが

SC28カタログ

「フロント周りを軽くしてハンドリングを更に向上させる」

というRRコンセプトに愚直なまでに真っ直ぐなモデルチェンジでした。

主要諸元

全長/幅/高 2040/685/1135mm
シート高 800mm
車軸距離 1405mm
車体重量 185kg(乾)
燃料消費率 -
燃料容量 18L
エンジン 水冷4サイクルDOHC4気筒
総排気量 893cc
最高出力 124ps/10500rpm
最高トルク 9.0kg-m/8500rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前130/70ZR16(61W)
後180/55ZR17(73W)
バッテリー FTX9-BS
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
CR9EH-9
推奨オイル -
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
-
スプロケ 前16|後42
チェーン サイズ525|リンク108
車体価格 不明
※国内正規販売なし

系譜図

cbr750rr 1990年
CBR750RR
(Prototype)
SC28 1992年
CBR900RR
(SC28前期)
sc28-2 1994年
CBR900RR
(SC28後期)
sc33 1996年
CBR900RR
(SC33前期)
sc33-2 1998年
CBR900RR
(SC33後期)
sc44 2000年
CBR929RR
(SC44)
sc50 2002年
CBR954RR
(SC50)
sc57 2004年
CBR1000RR
(SC57前期)
SC57後期 2006年
CBR1000RR
(SC57後期)
sc59 2008年
CBR1000RR
(SC59前期)
sc59後期 2012年
CBR1000RR/SP
(SC59後期)
SC77 2017年
CBR1000RR/SP1/SP2
(SC77)
SC82 2020年
CBR1000RR/SP
(SC82)