「THE CUTTING EDGE」
縦にRRと刻まれているのが特徴の三代目900RRのSC33型。
エンジンのボアを1mm拡大した事で排気量が893ccから918ccとなり4馬力アップしました。
他にも
・エキパイのステンレス化
・ジェネレーターの小型化
・前後サスペンションの見直し
・ローギアード化
などなどの見直し&軽量化で、既に軽いのに更に2kg軽量化で乾燥重量183kgという徹底してブレないモデルチェンジ。
そんな中でも特筆すべきは剛性を見直し作り直されたフレーム。
これの狙いは簡単に言うと懐を広くするため。
もともとCBR900RRは多くの人に受け入れてもらう為のバイクというより
「素晴らしいハンドリングを味わいたいorホンダはつまらない」
といった、どちらかと言うとエキスパート向けに造られた過敏なバイクでした。
しかし評判の良さから顧客層が拡大。そうすると今度は
「CBR900RRはトリッキー過ぎる」
という声が聞こえるようになってきた。
このSC33型はそういった人達の声に応えたモデルチェンジ。
そのためフレームだけでなくアクセルレスポンス等も見直され全体的に角が落とされたマイルドFireBlade。
主要諸元
全長/幅/高 | 2040/685/1135mm |
シート高 | 800mm |
車軸距離 | 1405mm |
車体重量 | 183kg(乾) |
燃料消費率 | – |
燃料容量 | 18L |
エンジン | 水冷4サイクルDOHC4気筒 |
総排気量 | 918cc |
最高出力 | 128ps/10500rpm |
最高トルク | 9.3kg-m/8500rpm |
変速機 | 常時噛合式6速リターン |
タイヤサイズ | 前130/70ZR16(61W) 後180/55ZR17(73W) |
バッテリー | FTX9-BS |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
CR9EH-9 |
推奨オイル | Honda純正ウルトラG1(10W-30) |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量4.4L 交換時3.5L フィルター交換時3.6L |
スプロケ | 前16|後42 |
チェーン | サイズ525|リンク108 |
車体価格 | 不明 ※国内正規販売なし |