「打倒RVF」
CBR1000RRの系譜を辿ると行き着くのがこのCBR750RR。
多分知ってる人はそんなに居ないと思います。何故ならこれは市販されることは無かったから。
当時ホンダのフラッグシップスーパースポーツといえば誰もが認めるVFR750R(RC30)がありました。
他とは比べ物にならない速さを持った初代SBK(市販車世界レース)王者のバイクです。
しかし車体価格が高価な事と、レース前提な造りである事から一般人とは無縁のバイクだった。
そこで
「もっと誰でも本当に楽しめるスポーツバイクを造れないだろうか」
となって考案されたのがCBR750RR・・・だったんですが、VFRと排気量&カテゴリがバッティングする事、そして
「レースユースじゃないからナナハンに拘る必要はないよね」
という事で企画は再度練り直される事に。
ナナハンRRというありそうでなかったけど・・・本当はあったバイク。