CBR1000RRの系譜

CBR1000RR
(SC57)
-since 2004-

SC57

「RacingDNAのきらめく結晶」

市販車レースであるSBKが(四気筒750cc→1000ccに)改定された事を機に、フルスケールへと生まれ変わったCBR1000RRのSC57前期型。

SC57コンセプトスケッチ

このモデルからCBR600RRを手がけた福永開発リーダーを筆頭に、MotoGP車両RC211Vを手掛けたメンバーに。

そしてエンジンもフレームも何もかもRC211Vのテクノロジーを詰め込んだ完全新設計のもの。

SC57カタログ

ユニットプロリンクもそうですしHESD(電子制御ステアリングダンパー)もそうで、全部書き出すとキリがない。

カウルも水平に切ってある2ピースが斬新・・・ですが、やはりなんといってもセンターアップマフラーでしょう。

センターアップマフラー

センターアップマフラーのブームを牽引したのは間違いなくRR。本当に綺麗に纏まっている。

MotoGPでも採用し続けているだけのことはあるという事ですね。

RC211VとCBR1000RRのリアビュー

同じくRC211Vからのフィードバックであるユニットプロリンクアピール(シール)もバッチリ。

ちなみにメカニズム的な事でいうと電子制御ステアリングダンパーHESDも捨てがたいですが、コレが一番の目玉。

CBR1000RRユニットプロリンク

ユニットプロリンクっていうのは簡単に言うと、通常ならメインフレームに付けるサスペンションの片方(トップ)をスイングアームに設けている構造。

だからサスペンションもスイングアームと一緒に動く面白い挙動をします。

ユニットプロリンク

そしてもう一つ面白いのがそのメリット。

ユニットプロリンクによる大きなメリットを得るのは、実はスイングアームやサスペンションというよりもメインフレーム。

CBR1000RR

これは要するにメインフレームがサスペンションから来る荷重(負荷)を受け止める必要が無くなるので、フレームの自由度や軽量化が捗るというわけ。

CBR1000RR SC54

「やれることは全てやったレースで勝つためのマシン」

と言うだけの事はある、正にホンダロードスポーツの結晶というわけですね。

主要諸元

全長/幅/高 2025/720/1120mm
シート高 820mm
車軸距離 1410mm
車体重量 210kg(装)
[209kg(装)]
燃料消費率 23.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 18L
エンジン 水冷4サイクルDOHC4気筒
総排気量 998cc
最高出力 94ps/10000rpm
[172ps/12500rpm]
最高トルク 8.6kg-m/6000rpm
[11.7kg-m/8500rpm]
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/70ZR17(58W)
後190/50ZR17(73W)
バッテリー YTZ10S
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
IMR9E-9HES
または
VUH27ES
推奨オイル Honda純正ウルトラG1(10W-30)
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量3.8L
交換時3.0L
フィルター交換時3.1L
スプロケ 前16|後40
チェーン サイズ530|リンク114
車体価格 1,207,500円(税込)

系譜図

cbr750rr 1990年
CBR750RR
(Prototype)
SC28 1992年
CBR900RR
(SC28前期)
sc28-2 1994年
CBR900RR
(SC28後期)
sc33 1996年
CBR900RR
(SC33前期)
sc33-2 1998年
CBR900RR
(SC33後期)
sc44 2000年
CBR929RR
(SC44)
sc50 2002年
CBR954RR
(SC50)
sc57 2004年
CBR1000RR
(SC57前期)
SC57後期 2006年
CBR1000RR
(SC57後期)
sc59 2008年
CBR1000RR
(SC59前期)
sc59後期 2012年
CBR1000RR/SP
(SC59後期)
SC77 2017年
CBR1000RR/SP1/SP2
(SC77)