
「it has no rivals」
5バルブ世代ラストとなる五代目・・・ではなく公式曰く4.5代目にあたるYZF-R1の5VY後期型。
分かり難いですがチョコチョコ変わっています。
まず第一に吸排気とマッピングに見直しが入って3馬力アップの175馬力になり、更にスイングアームが16mm伸ばされて1415mmになりました。

でも一番大きいのはフレーム剛性の見直し。
先代というか前期5VYからフレームやブラケットの肉厚調整をしてフレームの剛性を少し落としました。早い話がコーナーリングをもっと楽しめるようにした改良ですね。
そして5VY後期といえばこれ。

ヤマハ創立50周年を記念して出されたケニー・ロバーツさんでお馴染みUSインターカラー。
このカラーに決まったのはアメリカのラグナセカで11年ぶりにMotoGPが開催される事となったから。

ちなみにヤマハも復帰にあって改修費用を幾らか出したよう。
そしてもう一つ紹介しておかないといけないのはバイク乗りなら思わずヨダレを垂らすSP仕様の4B1型。

・専用色(濃紺)のフレーム&カウル
・マルケジーニホイール
・前後オーリンズサス
・スリッパークラッチ
が付いてお値段228万9000円。
一見高そうに思えるけど、豪華装備+ヤマハによるチューニングが施されている事を考えるとむしろ割安。
そのためか世界限定1330台だったのですが瞬く間に完売。当然ながらもう買えません。
コッチはインターカラー版SPとなるLE仕様。

SPにはこのインターカラーバージョンのYZF-R1LEもありましたがコッチは北米限定モデルで日本には(正規では)入ってきてません。
主要諸元
全長/幅/高 | 2085/720/1105mm |
シート高 | 835mm |
車軸距離 | 1415mm |
車体重量 | 194kg(装) [195kg(装)] |
燃料消費率 | – |
燃料容量 | 18.0L |
エンジン | 水冷4サイクルDOHC4気筒 |
総排気量 | 998cc |
最高出力 | 175ps/12500rpm |
最高トルク | 10.9kg-m/10500rpm |
変速機 | 常時噛合式6速リターン |
タイヤサイズ | 前120/70ZR17(58W) 後190/50ZR17(73W) |
バッテリー | YTZ10S |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
CR9EK |
推奨オイル | ヤマルーブ 10W30~20W40 |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量3.8L 交換時2.9L フィルター交換時3.1L |
スプロケ | 前17|リア45 |
チェーン | サイズ530|リンク118 |
車体価格 | 1,250,000円(税別) [2,180,000円(税別)] ※プレスト価格 ※[]内はSP/LE(4B1) |