シグナスX SR(1YP後期)-since 2015-

七代目シグナス

モデル整理でSRモデルへ一本化されたシグナスX SRの1YP後期モデル。

てっきり次こそフルモデルチェンジだと思ったら先に紹介した2013年モデルの1YP前期と同様にまた外見の変更がメインのマイナーチェンジ・・・と思ったら違った。というか見落としてましたゴメンナサイ。

2015シグナスX SR

実はこれ生産国でもあり、メイン市場でもある台湾では既に行われていたモデルチェンジだったりするわけで、それが日本仕様にも適用されたというわけ。

主な変更はまず外見から言うと特に顔とテールのLEDが変更されてる。

シグナスXテールライト

相変わらずヤマハは近未来感を出すデザインが上手いな。

まあでも今回一番の目玉はやっぱりブレーキかと。

ディスクブレーキ なんとリアまでディスク化されました。125cc以下のスクーターにおいてリアのディスク化ってコスト増な事から、特に日本メーカーにおいては消極的だったんですけど採用して来たってことはこれからは原二も前後ディスクブレーキが当たり前になっていくんですかね。

着眼点の鋭い人は「タイヤMAXXISかよ!」って思うかもしれませんが今どきの海外生産のバイクでは仕方ない話です。

アジアンタイヤが標準なのはもう当たり前になっちゃいましたね・・・そこのコストは削ってほしくない様な。まあシグナスに限った話じゃないですけど。

2015シグナスSR

今回はホイールとスイングアームが見直されてなんと4kgもの軽量化に成功してるとの事です。更に吸排気も見直されてシグナス唯一の欠点だった燃費がカタログ燃費で3.3kmほど伸びました。

しかもお値段あまり変わらず税別285000円也。これは先代というか前期モデルの時に言った狙いと同じかと。

でもまさか二段階テコ入れをしてくるとは思わなかったですね。というか随分とブルーコアエンジンを出し渋りますね。

NMAX日本仕様

なんて言ってたらどうも先のシグナスXで紹介したブルーコアエンジン搭載のNMAXを日本でも売るみたいです。

ちなみにNMAX(ブルーコアエンジン)はインドネシアでシグナスは台湾だからシグナスも同じブルーコアエンジンにってのが簡単に出来ないんだろうね。

でもヤマハさんはどうするんだろう。空冷バージョンのブルーコアエンジンを台湾で作るのかな。

というかシグナスって何かいっつも味方に後ろから撃たれてるイメージが・・・

主要諸元
全長/幅/高 1870/685/1135mm
シート高 785mm
車軸距離 1295mm
車体重量 122kg(装)
燃料消費率 39.1km/L
※WMTCモード値
燃料容量 7.1L
エンジン 空冷4サイクルOHC単気筒
総排気量 124cc
最高出力 11ps/8500rpm
最高トルク 0.93kg-m/7500rpm
変速機 Vベルト式
タイヤサイズ 前110/70-12(47L)
後120/70-12(51L)
バッテリー GT7B-4
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
CR7E
推奨オイル ヤマルーブ
スポーツ(10W-40)
または
スタンダードプラス(10W-40)
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
交換時0.9L
スプロケ
Vベルト 2JS-E7641-10
車体価格 270,000円(税別)
※スペックは2015年モデル
系譜図
XC1801982年
CYGNUS180
(25G)
XC1251984年
CYGNUS125
(2YM)
XC125D1995年
CYGNUS125
(4KP/4TG/5CY/5NN)
2003XC1252003年
CYGNUS X/SR
(5UA)
2007XC125X2007年
CYGNUS X/SR
(28S)
2013XC125X2013年
CYGNUS X/SR
(1YP)
2015XC125X2015年
CYGNUS X SR
(1YP後期)

【関連車種】
PCXの系譜LEADの系譜TRICITYの系譜Addressの系譜

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