
125としては初めてとなるシグナス2YM
基本的には先代の180と同じコンセプトで二人でゆったり長距離を走れる125。
その要素として挙げられるのが大型キャリアと一軸バランサーを搭載したOHCエンジン。そのおかげで振動も少なく非常にジェントルな原二になってる。
ちょっと話が逸れるけど原付レベルのエンジンに一軸バランサーを入れるのは結構異例な事。
ソレは何故かと言えば一軸バランサーを入れると振動が抑えられる代わりにエンジン出力を10%前後もロスしてしまう事になる。そして何よりコストアップ。
だから小排気量に一軸バランサーを入れるのは普通ではあまり無いんだけど敢えて搭載した。

でもその狙いが的中してジェントルなスクーターだと見事に大ヒット。2stのリード、4stのシグナスとして人気を二分する存在となりました。
1988年に足回りとシートの見直しが入った後期モデルが出た後も売れ続け終わってみたら10年以上発売されていたロングセラースクーター。
あとまあバイクだから目の肥えた人たちには想像が付かないかもしれないけど当時はデザインも先鋭的だと評判になりました。
主要諸元
| 全長/幅/高 | 1880/650/1095mm |
| シート高 | 760mm |
| 車軸距離 | 1250mm |
| 車体重量 | 91kg(乾) |
| 燃料消費率 | 70.0km/L ※定地走行テスト値 |
| 燃料容量 | 7.0L |
| エンジン | 空冷4サイクルOHC単気筒 |
| 総排気量 | 124cc |
| 最高出力 | 11ps/8000rpm |
| 最高トルク | 1.1kg-m/6500rpm |
| 変速機 | Vベルト式 |
| タイヤサイズ | 前後3.50-10-4PR |
| バッテリー | YB7C-A |
| プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
C6HSA |
| 推奨オイル | – |
| オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
– |
| スプロケ | – |
| Vベルト | – |
| 車体価格 | 249,000円(税別) |






