CBR1000RR(SC57後期) -since 2006-

SC57後期

「TIGHT AGGRESSIVE CLEAR-CUT」

先代からの基本コンセプトは引き継ぎつつ、6割以上もの部品を見直すモデルチェンジが行われたSC57の後期モデル。

見直しの狙いは主にクラッチ周りと軽量化で約4kgも軽量化されているワケですが、これがまた凄い。

ジェネレーターカバーのマグネシウム化というコスト増による軽量化だけに留まらず、ラジエーターホース径を1mm削って700g軽量化をしたり、ECUを小型なものにして100g軽量化などなど。

SC57後期のエンジン部品

細かい部分を細かくグラム単位で見直した末に達成した血と汗と涙の-4kgというわけ。

この見直しはカウルも例外ではなく、空気抵抗と重量を減らすために表面積を削る改良が加わっています。

SC57後期のエンジン部品

スラントノーズの最終形でありセンターアップマフラーの最終形でもある為か、今でも非常に人気が高いですね。

まあ確かに10年以上前のバイクには見えないし、血と汗と涙の熟成&軽量化が図られたモデルだから当然といえば当然。

が、しかし・・・うるさい人はこう思っていたハズ。

SC57レプソルカラー

「なんでセンターアップマフラーなんだ」

と。

センターアップマフラーというのは重量増にも、マスの集中化にも逆行する要素。ましてライトウェイト第一主義のCBR-RRにとっては水と油とも言える。

SC57後期フロント

この突いて欲しくない疑問について、まさかの公式で行われていた。

センターアップマフラーを採用した理由、それは・・・

sc57後期トリコロールカラー

「カッコいいから。」

という至極単純な理由でした。

いや確かにそうだ。カッコいいもんね。

2006CBR1000RR

カッコいいって大事。

主要諸元
全長/幅/高 2030/720/1120mm
シート高 820mm
車軸距離 1410mm
車体重量 206kg(装)
[205kg(装)]
燃料消費率 23.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 18L
エンジン 水冷4サイクルDOHC4気筒
総排気量 998cc
最高出力 94ps/10000rpm
[172ps/12500rpm]
最高トルク 8.6kg-m/6000rpm
[11.7kg-m/8500rpm]
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/70ZR17(58W)
後190/50ZR17(73W)
バッテリー YTZ10S
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
IMR9E-9HES
または
VUH27ES
推奨オイル Honda純正ウルトラG1(10W-30)
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量3.8L
交換時3.0L
フィルター交換時3.1L
スプロケ 前16|後40
チェーン サイズ530|リンク114
車体価格 1,239,000円(税込)
系譜図
cbr750rr1990年
CBR750RR
Prototype
SC281992年
CBR900RR
(SC28前期)
sc28-21994年
CBR900RR
(SC28後期)
sc331996年
CBR900RR
(SC33前期)
sc33-21998年
CBR900RR
(SC33後期)
sc442000年
CBR929RR
(SC44)
sc502002年
CBR954RR
(SC50)
sc572004年
CBR1000RR
(SC57前期)
SC57後期2006年
CBR1000RR
(SC57後期)
sc592008年
CBR1000RR
(SC59前期)
sc59後期2012年
CBR1000RR/SP
(SC59後期)
SC772017年
CBR1000RR/SP1/SP2
(SC77)
SC822020年
CBR1000RR/SP
(SC82)

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